1ドル2000トゥグルグになるのですか?
そんなに為替が変わるのなら、
モンゴルに投資とかビジネスとかは怖くてできないですね。



(2013.10.20 14:48:53)

田崎正巳のモンゴル徒然日記

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2013.10.19
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モンゴルの友人、Bさんが来日中です。今回は、ビジネスパートナーのGさんも一緒です。

Gさんもやはりモンゴル人ビジネスパーソンらしく、若くして2つの会社のオーナーです。

モンゴルの企業オーナーは本当に若い人が多いです。それだけにアグレッシブで、決断も早いようです。

仕事の話が中心でしたが、高度成長中の国であるため、やりたいことはたくさんあって、これからもビジネスラインを増やしたいと言ってました。この辺りは、昔の日本やついこないだまでの中国とも同じです。

競争上の優位性があるかどうかなんかより、「成長市場だから入ろう」というスタンスです。

日本企業も昔はそうでした。冷蔵庫がいいとなれば皆が冷蔵庫を作るし、半導体がいいとなれば誰もが半導体を作ります。

更に昔の日本と共通しているのは、誰もが不動産ビジネスをやりたがることです。

日本の有名大企業もほとんどの企業が不動産事業を手掛けていたと言えるでしょう。パナソニックだって不動産やってたし、新日鉄もやってました。

ダイエーも不動産事業は好きでしたし、今は消えたカネボウだって、メルシャンだってマンション開発はやってました。



目の前に儲け話が転がっているのに、「本業以外はリスクをよく見極めて参入しましょう」なんて言っても、聞く耳は持たないでしょうね。日本企業もそうだったんですから。

ま、アドバイスできるとしたら、どの辺で見切りをつけるかということも知っておかないといけないということでしょうか。


話の途中で、モンゴル国立大学の話題になりました。

私が「そういえば、MUIS(モンゴル国立大学の略称、ムイス)のナライハ移転の話はどうなったの?」と聞いたら「プランはあるけど、いつになるかわからないね」とのこと。

「候補地はある、建設計画もある。民間に任せて、今の都心部の土地を売った資金で新キャンパスを作るなら、すぐにできるでしょう。」と言いました。

「問題は、政治家は新しいキャンパスは作りたいが、今の土地は自分たちのものにしたいと考えているから進まないのです。」となるほどと思われるようなことを言ってました。

MUISの土地は、都心部に残された一等地ですから誰もが狙っているんだそうです。モンゴルらしい話です。



で、モンゴルのビジネスパーソンがせっかく二人もいるのですから聞いてみました。「外貨準備大丈夫?トゥグルグもっと下落する?」と。

外貨準備については、基本的にこのブログで書かれていることの認識はおおむね正しいということがわかりました。

「外貨準備?それなら、今首相が中国へ訪問中だよ。」と言いました。当然目的は、お金の無心です。

私が「中国は厳しい条件だすんじゃない?」と聞くと「そりゃあ、モンゴルの弱い立場をわかっているから、いろいろ要求するでしょう。」との答え。



結論としては、「なんとか調達はできるかもしれないけど、モンゴルの未来を売るってことでしょう」と意味深な言い方をしていました。

私が「下手したら、モンゴルが売られてしまう?」と言うと、笑いながら「TTかも知れないし、実質的な領土かも知れない。政治家は、今さえよければいいからね」と言ってました。

うーむ、どうなることやら、結果に興味ありますね。

「トゥグルグは?」と聞くと「下落の可能性は十分にある」と言ってました。もちろん、今後のモンゴル政府の対応次第の部分もあるでしょうけど。

私が「近い将来1ドル2000トゥグルグになることありうる?」と聞いたら、「なっても驚かない」と言ってました。



が、やはり外貨準備の話をしても即座に理解するということは、それだけ意識しているということなのでしょう。

このブログを書いている今、ふたたび1ドル1700トゥグルグのレベルに下落してきました。





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Last updated  2013.10.19 14:47:50
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Re:Bさんモンゴルより来日中です。(10/19)  
ブルーノ さん
やっぱり将来モンゴルは中国の一部になってなくなってしまうのですかね?
知り合いのモンゴル人もみんな子供は海外に留学させて、
モンゴルには帰って来ないように言っているようです。
モンゴルには未来はないのですか?
(2013.10.19 15:47:42)

Re[1]:Bさんモンゴルより来日中です。(10/19)  
ブルーノさん、ありがとうございます。
いえいえ、未来というのは言葉のあやです。将来の石炭生産を担保にするとかでしょう。
モンゴルの未来は、しっかりとモンゴル人が担っていくと思います。中国化はさすがにありえないでしょう。未来はちゃんとあると思います。 (2013.10.19 20:49:18)

Re:Bさんモンゴルより来日中です。(10/19)  
草原の緑 さん

Re:Bさんモンゴルより来日中です。(10/19)  
国士無双 さん
・モンゴル国立大学は東京の丸の内のような超一等地ですね。東京の私大のように郊外移転で学生減になる懸念は必要ない?これから成長を迎えようという国に<都心回帰>の概念が合うのかどうか解りませんが・・
・<未来を売る>若年人口の将来の生産性も入ってそうですね。日本の高度成長期、世界銀行の融資で新幹線を作った担保に、当時の日本の未来も含まれていたのでは(笑)。それが現在なら、大変な皮肉です。 (2013.10.20 17:11:19)

Re[1]:Bさんモンゴルより来日中です。(10/19)  
草原の緑さん、ありがとうございます。
1ドル2000トゥグルグになるかどうかはわかりません。が、可能性はあるでしょうというだけです。
為替は日本もどこの国も変動しますから、それだけが投資の要因ではありません。値決めをドルベースでやっている企業も多いです。 (2013.10.20 17:15:20)

Re[1]:Bさんモンゴルより来日中です。(10/19)  
国士無双さん、ありがとうございます。
なるほど、郊外移転の弊害ですか。でも外国では大学が郊外にある場合が多いですよね。日本でも筑波大学が有名です。ただ、ナライハへの交通の便がもう少し良くなった方がいいかなとは思いますね。
ここでいう、未来を売る、は将来の石炭生産分を今売ってしまうとか、将来ある土地を超長期貸し出しにするとかでしょうか。日本は、当時からすれば、結果として立派な未来を作り出した国と言っていいと思います。 (2013.10.20 17:35:21)

Re[2]:Bさんモンゴルより来日中です。(10/19)  
国士無双 さん
資源の有無が当時の日本と現在のモンゴルとの決定的な違いですね。例えばTTの利権で産油国のように教育や医療の無料化、所得税法人税の優遇などの政策は非現実的なのでしょうか。為替の厳しい今だからこそ、投資を呼び込むきっかけも必要なのだと思います。富を吸い上げ平等に配分する社会主義的な政策は、自由化後のモンゴルでは拒絶感が強いかとも思いますが・・。
大陸欧州(フランス・ドイツ・イタリアなど)は市街地に大学が、アメリカ・イギリスは郊外が多いでしょうか。国家と大学の成立背景にもよるのでしょうね。 (2013.10.20 23:06:55)

Re[3]:Bさんモンゴルより来日中です。(10/19)  
国士無双さん、ありがとうございます。
以前は確かに中東産油国のようになれるか?などの議論もありましたね。しかし、あのような国になることが幸せかどうかはわかりません。また石油はけた違いに大きな収入源ですが、石炭はそこまではいかないんじゃないでしょうか?
(2013.10.21 08:37:58)

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