田崎正巳のモンゴル徒然日記

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モンゴル2008 @ Re[1]:モンゴルでのお葬式(2)(04/03) 高橋 諒様 ご連絡ありがとうございます…
臼井海月@ Re:モンゴルでのお葬式(2)(04/03) 田崎正巳様 突然のご連絡失礼いたします…
モンゴル2008@ Re[1]:あーあ、プーチン来ちゃった。。。(09/03) モンゴル好きさん、メッセージありがとう…
モンゴル好き@ Re:あーあ、プーチン来ちゃった。。。(09/03) このニュースを知ったときには本当に残念…
モンゴル2008 @ Re[3]:韓国系が活躍?(06/27) ichiguさん、 ありがとうございます。 気…

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2020.01.23
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羊肉が大人気だとのニュースに目が留まりました。

ニュース自体は、サイゼリアの「アロスティチーニ」というラム(羊肉)の串焼きで、イタリア中部アブルッツォ州の名物料理が、昨年12月18日にグランドメニューに載って以来、客が殺到したとあります。

そして予想以上の反響の大きさに、現在、原料が確保できず一時販売を休止しているとのこと。原料が確保でき次第、期間や地域を限定して販売を再開するとの情報でした。

こんなニュースを聞いたら、モンゴル人からは「モンゴルにはいくらでも羊の肉があるから、日本へ輸出しよう!」という反応が来そうですが、そうはなかなかいかないのが残念です。


日本人は世界的に見ても、羊肉を食べる機会や量が圧倒的に少ない民族と言えるでしょう。

モンゴルや中央アジアではもちろん主流の肉ですし、中東も人気があります。イギリスやフランスでも一流のレストランには必ず羊料理があるように、人気があります。

中国では豚が中心ではありますが、こちらでも伝統的に羊は美味しい肉として人気があります。そもそもこの羊という漢字はいろんな漢字に転化しています。

羊は美味しいく、美しいのです。これを見てわかるように、美は羊が基になっています。羊に大を付けて、美ですから、古代の中国の人も美味しく、美しいと思ったのでしょう。

善も羊を神に捧げるとか、「捧げた羊を前に神が審判すること」イコール「善いこと」のような意味があるそうです。



ですが、過去に何度かブームはありました。一番記憶に残っているのは、今から15年位前のジンギスカン・ブームでしょう。

この料理名に問題があることはさておき、東京ではほとんど食べることができなかった羊肉がどこでも食べられると、当時私は喜んで食べに出かけたものです。ですが所詮はブームで、今ではあんなにあったジンギスカン屋さんは、ほとんど消えてしまいました。

今回の「アロスティチーニ」というラム(羊肉)の串焼きやジンギスカンもそうですが、日本人には焼いた羊肉が好まれるような気がします。ですが、モンゴルには基本焼いた羊肉料理はありません。

バヤンウルギーのカザフ人のケバブや内モンゴル風の鉄板焼きはありますが、もともとのモンゴル料理は茹でる(塩茹で肉)とか蒸す(ボーズ)とか煮る(肉入りモンゴルうどん)などがメインです。

で、今回関心を持ったのは、日本に入ってくる羊肉はどこから来るのか、です。もちろん北海道などの国産肉もありますが、量的には少ないでしょう。

すぐに頭に浮かぶのは、ニュージーランドとオーストラリアです。当然この両国がメインでしょう。

他にはイギリスのウェールズ、アイスランド、フランスのヨーロッパ勢があります。フランス料理レストランではフランス産がメニューに載っていますから、レストラン向けに人気があるのでしょう。

あとはアメリカ、アルゼンチンの北南米です。こちらはどんな特徴があるのかわかりませんが、「アルゼンチン産は比較的リーズナブルなので、もっと手軽に食べられる店が今後増えてくると思います」とのコメントがありましたから、大規模経営によるコスト勝負というところでしょうか?

これらを考えた時、仮に腐蹄病(羊のひづめの伝染病)などの問題がクリアされたとして、モンゴルに参入余地はあるのでしょうか?私はいくつかクリアしなければならない課題はあるものの、十分な競争力はあるんじゃないかと思います。

第一が品質管理です。近代的な大規模肉処理場を持つニュージーランドなどと同等の衛生保安施設を持つことが必須になるでしょう。また血抜きなどの処理も重要です。

あとは文化の問題もあります。モンゴルでは子羊を食べるのは良いこととされていませんが、世界的な需要はマトン(大人の羊肉)よりラムの方が人気があります。



FTAに関したミーティングでも「なんで日本はモンゴルの肉を輸入しないんだ?」と聞かれることがあります。

残念ながら、今のままでは難しいのですが、モンゴル側は「全然問題ない。品質は最高だし、安全だよ。なぜなら私たちは毎日食べてるから。」と言って、対応する雰囲気はありません。

ただ、モンゴルに内モンゴル出身の火鍋屋、小肥羊が進出しており、そこはモンゴル産でしかもちゃんと管理された肉を調達しているということなので、そうした外部の影響で徐々に変わっていくような気もします。

バヤンウルギーのケバブは美味しかったです。あれなら日本でも行けそうです。ですがやっぱりハルハ人からすると「ああ、なんかカザフ人が夏に外で焼いてるやつでしょ?」とイマイチ、評価してないようです。

せっかくFTAもあるんだから、なんとか病気問題、品質問題を解決して日本に輸出してほしいものです。





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Last updated  2020.01.23 19:00:51
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