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『シビル・ウォー:キャプテン・アメリカ』を観に行ってきました!4月から始まった新生活で、生活習慣がガラリと変わって大変な面もありましたが、この映画のために頑張ることができたと言っても過言ではありません!ゴールデンウィークなのもあって実家に帰省し、大学&高校時代の親友たちと共に映画館へ突入してきました!※ネタバレ注意!マーベル史上最高傑作でした!個人的に、今までのベスト・オブ・マーベルは『キャプテン・アメリカ:ウィンター・ソルジャー』でしたが、『シビルウォー』はそれを軽々と上回ってきました。アクションも、ドラマも、全てにおいてアクション映画の頂点であると言えます。■アクション『ウィンターソルジャー』の監督を務めたルッソ兄弟が、今作の監督になって本当に良かったです。『ウィンターソルジャー』が今までマーベル映画で1位だった最大の理由が、そのアクションの撮り方だったからです。ルッソ兄弟の臨場感溢れる撮り方は、大味になりがちなヒーローの動きに説得力と凄みを与えてくれます。画面が素早く切り替わり、カメラの揺れを効果的に使用し、迫力溢れるアクションを矢継ぎ早に展開させる・・・そうすることで、ヒーローたちがより生き生きと輝きますし、戦場に自分が放り出されたかのような強烈な臨場感を生み出すことができるのです。初期のアベンジャーズ映画の撮り方も派手さがあって良いと思いますが、やはり『ウィンターソルジャー』と同じ血筋である『シビルウォー』のアクションの方が好みですね。あのアクションを劇場の大画面で観ると、アドレナリンがドッと流れ出てきます笑また、空港での大バトルは、アクション映画史上に残る名場面だと断言できます。一人だけでも何億ドルも稼ぐ主役級のヒーローたちがこれでもかというほど投入され、乱闘する様は、「カッコいい」を通り越して「幸せ」です。笑特にスパイダーマンは素晴らしかったですね。ソニーと映画化の権利で揉めて、一時期はアベンジャーズ入りは危ういと言われていた彼ですが、満を持してマーベル・シネマティック・ユニバースに参戦です!しかも、予想以上に登場回数が多い!空港での戦いでは一番存在感があったような気がします。(物理的な意味では巨大化アントマンが一番存在感がありましたがね笑)ウィンターソルジャーを翻弄したり、キャプテンと一騎打ちをしたり・・・今まで参戦できなかった分、思い切り戦ってくれました。アベンジャーズ3にもスパイダーマンは参加するそうなので、これからが楽しみです!・・・あとはヒュー・ジャックマン演じるウルヴァリンも参戦してくれれば完璧なんだけどなぁ笑■ドラマ今作では重厚感溢れるストーリーが展開され、上記のアクションを更に盛り上げることに成功しています。どのヒーローも己の信念を貫き通そうとし、その行く末に「激突」が待っています。ウルトロン事件の罪悪感からソコヴィア協定に賛成するトニーと、SHIELD解体に関わり、組織への不信感から反対するキャプテン。それだけだったらまだ分裂はしないでしょうが、そこにバッキーが絡んできて、事態はより深刻になっていきます。政府の指示で動くアイアンマンに、親友を何としても守りたいキャプテン、父の仇を討つためにウィンターソルジャーを追うブラックパンサー。様々な信念が交錯し、空港での大バトルへと緻密に繋がっていきます。空港戦の後、アイアンマンとキャプテンは和解寸前にまで関係は修復します。ここで私は「あー、やっぱりこうなるのね」と少しガッカリしました。色んな事情からお互い敵対してたけど、共通の敵が現れて一気に和解という、どっかの映画で観たことのある展開になるんだなぁと思ったからです。「このままヒドラの特殊部隊と戦って終わりかな?やっぱりヒーローの仲間割れものはこうなる宿命なのか・・・」なんて嘆息していた矢先、全てがひっくり返りました。映画冒頭からしきりに「1991年12月16日」の事件を強調していたのは、こういう意図があったんですね。特殊部隊の血清をウィンターソルジャーが奪ったという話に、完全にミスリードさせられていました。大事なのは、血清なんかじゃなかったんです。『キャプテン・アメリカ:ウィンター・ソルジャー』における人工知能ゾラが語るシーンで、チラッと映っていた事実。ハワード・スタークは事故死ではなく、ウィンターソルジャーによって暗殺されていたという事実。それが、遂にトニー・スタークに知らされることになったのです。見事としか言いようがありません。伏線やミスリードまで、実に鮮やかでした。そして、その後の展開も・・・。今までの対立は、あくまで信念の違いから生じたもので、ブラックパンサーを除き、本気で相手を殺そうとはしていませんでした。目的は相手を止めることであり、そのためには少々の荒療治も必要だろう、という程度の対決でした。実際、ウォーマシンが撃墜された時には、敵陣営であるはずのファルコンが助けに行こうとしていました。ところが、両親をウィンターソルジャーに暗殺されたという事実を知ってしまったトニーは、怒りから本気でバッキーを殺そうとします。キャプテンは無論、止めようとしますが、荒れ狂うアイアンマンはキャプテンを殺してでも仇を討とうとします。本当の意味でのシビルウォーが始まった瞬間です。本気の相手には、本気で挑むしかありません。そこには一切の手加減はなく、怒りに燃えた血戦が始まったのです。バッキーの鉄の腕は壊れ、キャプテンとアイアンマンも血に塗れます。まさに「殺し合い」です。この血戦は圧巻でした。今までの戦いとは緊張感が桁違いです。「共闘かな?」と観客を一時的に安心させておいて、最後の最後に闇へと引きずり込むこの手法は、賞賛に値します。この血戦こそ、『シビルウォー』がマーベル史上最高傑作たる所以です。この血戦を引き起こした張本人であるジモも、完全な悪人とは言えないところが良いですよね。彼はヒドラでも、エイリアンでもない、ただの被害者です。アベンジャーズの活動によって家族を失い、復讐に燃えた青年だったのです。そういう意味では、彼もまた、己の信念を貫こうとしたヒーローだったのかもしれません。このように、『シビル・ウォー:キャプテン・アメリカ』は、最高級のアクションと深いドラマを併せ持つ究極の作品でした!まだまだ観足りないので、もう何回か劇場で観ることになりそうです笑 BDも絶対買いますよ!海外大手映画批評サイト"Rotten Tomatoes"でも支持率94%と超高評価(2016年5月3日現在)ですので、是非観賞することをお勧めします!
2016.05.03
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ヨーロッパ最大規模のゲームの祭典、GamesComが遂に開催されましたね。結局生中継は見なかったんですが、朝早くに起きて新情報をチェックしてました^^どのゲーム情報サイトも薄型PS3の話題で持ち切りですね。薄型PS3は既存のPS3よりも33%薄く、36%軽くなり、消費電力は34%カットされ、更に値段は10000円も値下げして、なんと29980円だそうです。発売日は9月3日を予定しており、これで9月に新作ゲームの発売日が集中してる理由が分かりましたね。しかし、個人的には薄型PS3よりGOW3の新情報の方が楽しみなので、早速探し回ってみると・・・GOW3の新スクリーンショットを発見しました! 遂にハデスが公開です!△ハデスの攻撃がクレイトスを襲う!△炎の矢でハデスを狙うクレイトス。△クレイトスと対峙するハデス。迫力満点!△新武器で攻撃!△舞い上がるクレイトス。ハデスは、初代GOWでクレイトスが使えるハデスの魔法「ハデスの軍団」は使ってくるんでしょうか?使ってくるとしたら非常に厄介な攻撃になりそうですね・・・。ハデスが両手に持っている武器は、ティタノマキアのムービーで使用していた武器と同じだと思われます。タイタン族のエネルギーを吸い取ったように、クレイトスのエネルギーも吸い取るかもしれませんね。新動画は・・・今のところありませんor2
2009.08.19
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休日に一気に進めることができ、「再誕者」「悪夢の主、ミラコーシュ」を撃破することができました!ただ、ボス戦よりもそこまでの道中がかなり苦労しました笑隠し街ヤハグルは、前に書いたように敵を復活させる鐘の女がうろちょろしていますし、奥地には箱から飛び出たデカい異形の塊(割りとタフで強い)が群れていますので、まるで生きた心地がしませんでした・・・笑しかも、建造物に張り付いているクトゥルフ巨人が時々ビームを発してくるので、油断もできません。これに当たってしまうと即死級の大ダメージなので、順調に攻略している時にビームの爆風に当たって死んでしまうと「え?」となります。ビームの軌道も直線上ではなく、曲がりくねってくるので、初見だと避けるのは極めて困難。何かしらギミックはあるだろうと思ってましたが、ビームかぁ・・・。それでも挫けずに、基本的に敵をスルーして攻略を進めていくと(敵が強すぎて一々戦っていたら輸血液が持ちません)、何やら「この先はボスだよ」という雰囲気バリバリの広間が。ヤハグルは生きた心地がしないほど鬼畜ステージなので、もう一度やり直すのは嫌だなぁ・・・と思い、助っ人を召喚!協力プレイで乗り込みました!広間に入ると、案の定ムービーが挟まれます。そこには、鐘の女が鐘を鳴らし、赤い月に黒雲を纏わせ、そこから異形の巨人を召喚する様が映し出されていました。月に纏わり付いた黒雲は受精卵のようであり、そこから文字通り生まれ落ちた巨人は赤子――というにはあまりにもグロテスクな気持ち悪い巨人でした。「再誕者」という名前からするに、一度は死んでいる存在なのでしょうか?●動画:VS再誕者(私の初クリア時の動画です)助っ人さんが大活躍してくれたおかげで、何とか撃破できました!最初、私は上階で鐘の女が再誕者を援護しているとは気付かず、ひたすら再誕者の隙をうかがっていたんですが、その内に助っ人さんが大多数の鐘の女を始末してくれました。頼りになります!その後は地上に降り立って共に再誕者と戦います。パイルハンマーの強烈な一撃を見舞うも、なかなか有効打にならず。上からボトボト肉片が落ちてくるのが鬱陶しいですし、地味にダメージになりますね・・・。まるで腐りかけの巨神兵状態です。そうこうしている内に助っ人さんは蒸発してしまいましたが、それまでに削ってくれていたおかげでソロになっても撃破することができました!いや~、ひたすら気持ち悪いボスでしたね。笑さて、再誕者を撃破したことで次のステージに進むことができ、そこもなかなかの鬼畜でした・・・。というか、悪夢そのものでした。「メンシスの悪夢」というステージに辿り着いたんですが、そこには電撃・寄生虫・炎なんでもござれの凶悪な敵や、岩を投げてくる怪力マンなどが棲息しており、しかも遠方から差し込む謎の光によって血の槍が刺さり、屋外だと常時体力が削られるという地獄のようなエリアでした。極めつけはオンライン版鐘の女が配置されていることです。これは上記の鐘の女とは違い、敵を復活させるキャラクターではありません。オンライン上の別のプレイヤーを、敵対者として召喚してくるキャラクターです。つまり、強敵・血の槍に苦しめられながら、他プレイヤーと対戦しなければならないんです。ブラッドボーンでは、敵対プレイは協力プレイ時にのみ発生するようになりました。そのおかげでオンラインに繋いでいても、ソロであれば他プレイヤーに侵入されるおそれがなく、プレイヤーへの負担が減っていました。しかし、メンシスの悪夢のみ、それが復活するんです。なぜよりによってこのステージ!?敵をなんとか避けながら探索していると、案の定侵入され、どこからともなく敵対者が登場。ブラッドボーンでオンライン対戦は初めてだったのでテンパッていると、脅威の武器捌きであっと言う間に私を粉砕。・・・orzただ、マッチングがあまり良くないのか、侵入されたのはそれが最初で最後でした。奥地にある建物に入り、オンライン版鐘の女を速攻で始末したおかげもありますが。笑オンライン版鐘の女を始末し、屋内に入れば、多少は楽になります。血の槍の光はもう浴びることはありませんし、敵対者との対戦もしなくて済むようになります。しかし、屋内も屋内で大変。ロン・ウィーズリーが絶叫しそうな巨大蜘蛛の群れが天井から降ってきたり(一匹はアラゴグレベル。もちろん戦わずに逃げました)、無駄にこちらを煽ってくる狩人狩りがいたり(しかも私が負けた時にのみジェスチャーしてくるあたりがムカつく笑)、鎖と斧を巧みに操る巨人が徘徊していたり(子分?の小人もタックルしてくるから戦いづらいのなんの)・・・屋外に比べればマシ、というだけでやはり鬼畜です。それでも先に進むと、ショートカットを開通させることができるので、メンシスの悪夢も攻略が容易になってきます。最終的にはボスの館と灯りまで直通のショートカットも開くことができ、これでもう鬼畜の道中とはオサラバになりました!いえーい!そして問題のボス、「悪夢の主、ミラコーシュ」。何やら変なことを口走っており、「ゴース、あるいはゴスム」などというよく分からない固有名詞も連呼しています。この「あるいは」の使い方が、なんとなくクトゥルフ神話感がありますね。ブラッドボーンの世界観はクトゥルフ神話を参考にして創られたのかもしれません。●動画:VS 悪夢の主、ミラコーシュ(私の初クリア時の動画です)さて、ミラコーシュとの戦いです。基本的には取り巻きの骸骨を無視して、逃げ回るミラコーシュだけを徹底して狙っていきました。ここで方向音痴が炸裂して、追いかけていく過程で何度も迷子になりましたが・・・笑追撃中に骸骨にやられたり、ミラコーシュを追い詰めた時に魔法の炸裂弾を放たれて迎撃されたり、数回死亡しましたが、なんとかソロでクリアすることができました!筋力30になった記念に装備しておいた大砲を使ってみたのですが、一発で水銀弾の半数以上を消費するとは知らず、二発目を撃とうとして「残弾数が足りません」状態のところをミラコーシュの魔法炸裂弾に滅多打ちにされてめっちゃピンチになったのには焦りました笑これで次のエリアに行けるようになりましたが・・・もっと鬼畜になるんだろうなぁ・・・orz
2015.05.31
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ブラッドボーンをクリアしました!終盤は色々と展開が急で目が点になってしまいましたが、どうやら今作においてエンディングは三種類あり、その中で私は「ヤーナムの夜明け」エンディングを選択していたようです。▲メルゴーの乳母戦の直前に出会うヤーナムの女王(亡霊?)。巫山戯て攻撃してみたら消滅しちゃいました。私の選択したエンディングでは、ラスボスは「メルゴーの乳母」でした。鎌を装備した数本の手を自在に操り、周囲が暗くなると分身もするという厄介な敵でしたが、パイルハンマーでなんとか仕留めることができました!クリア後にエンディング分岐は知ったのですが、やっぱり真のラスボスである「月の魔物」と対峙してみたかったですね・・・。せめてゲールマンとの対決はしたかった!!!「介錯した後に現実世界でラスボスと戦うのか!?」とかなんとか予想して迷い無く介錯を選んだのですが、もう少し慎重に考えるべきでしたね・・・笑ラスボスの風格がゼロだったメルゴーの乳母がラスボスになってしまったのもあって、「ヤーナムの夜明け」エンドはなかなか煮え切らない感じでしたが・・・クリアには変わりありません。ブラッドボーンのストーリーはこれで一通りクリアです!ゲーム全体の感想としては、「極めて面白かった!」これに尽きます。基本的にデモンズソウルベースのゲームでしたが、スピード感のあるアクションで充分差別化されており、世界観もクトゥルフ神話風で楽しめました。難易度も高めですが、それはソウルシリーズのお約束。しかも、最初は難しくても、プレイヤースキルが上がればサクサク攻略できるようになるという絶妙な調整がされており、これには拍手喝采を送らねばなりませんね。まぁソウルシリーズに共通して言えることですが。笑残念な点は、デモンズソウルで言う「竜の神」みたいな超巨大ボスが不在だった点ぐらいです。巨大なボスもいるにはいるのですが、「再誕者」クラスでは物足りません!PS4のマシンパワーを活かして、建造物よりもデカい巨大怪物と殴り合ってみたかった・・・!まぁ、逆に言えば不満点らしい不満点はこれぐらいですね。今後ですが、とりあえずは二周目を始めて、聖杯ダンジョンを中心にやっていこうと思っています。一周目は聖杯ダンジョンが手つかずだったので。ストーリーもおそらく進めると思います。トゥルーエンドは見てみたいですし(もう待ちきれずにYouTubeで見ちゃいましたが笑)、「ゲールマン」や「月の魔物」とも一戦交えてみたいです。後はまだ行っていないステージや戦っていないボスたちもいるっぽいので、案外やり残したことは多く、これら全てを堪能するための二周目になりそうです。とは言え、二周目は激ムズですし、PSプラスのフリープレイでMGS5:グラウンドゼロズが配信されたので、少しMGS5に逃げようかとも考えております。笑
2015.06.10
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長らく手を出せていなかった領域に、遂に踏み込みました。古典ギリシア語(古代ギリシア語アッティカ方言)を学び始めました!古典ギリシア語は、大学時代に少しだけ学んだことがあります。哲学科の古典ギリシア語の講義に潜り込み、そこで半年ほど勉強していました。しかし、テキストは哲学科なだけあって哲学関連が多く、古代ギリシアの神話・歴史分野に傾倒していた当時の私は、「古典ギリシア語を学べるのはいいんだけど、哲学はあんま興味無いんだよなぁ・・・うーむ」と悩むように。結局、その講義の単位は取ったものの、「古典ギリシア語=哲学=あまり面白くない」という印象だけが残り、古典ギリシア語とはそれ以来疎遠となっておりました。(現在はギリシア哲学もめっちゃ興味あります!)それが今になって古典ギリシア語を学ぼうと決起した理由としては、3つあります。1つ目は、「ギリシア好きならその言語も学ぶべきだ!」と友達から発破をかけられていたから。2つ目は、就活で古代ギリシアに大いに助けられ、ギリシア愛が当時よりも飛躍的に高まっていたから。そして3つ目は、1か月ほどの出張をしている時、アフター5に特にすることがなかったから、です。笑まぁ、先月ですね、出張していたのは。比較的田舎の方に出張していたので、遊ぶところもなく(映画館すらない!)、その上毎日定時で帰れたので、アフター5を持て余していたんです。飲み会とかはありましたが、毎日あるわけでもないし、出張だからギリシア文献もPS4も置いてきたし、何をしようかな・・・と考えたところで、古典ギリシア語の勉強をすることに決めました。笑学習目標としては、とりあえずは「Perseus Digital Libraryにて、ヘシオドスの『神統記』を古典ギリシア語で読むこと」にしました。(『神統記』はアッティカ方言ではなくイオニア方言ですが、両方言は共通性が高い上に、ギリシア文献の中ではヘシオドスが大のお気に入りなので笑)Perseus Digital Libraryには大変便利な辞書機能が付いているので、語彙暗記などはせず、文法を集中的に学ぶことにしました。語彙暗記を無視するといっても、古典ギリシア語は強敵です。ラテン語に匹敵するほど高難易度の言語だと聞いたことがありますし、独学で学ぶとなると、下手をすれば心が折れてまた疎遠になってしまいかねません。その上、かつて哲学科の講義で学んだことはほぼ全て忘れてしまっています。そこで、「無理なく・まったり」をテーマとし、複数の書籍を組み合わせ、段階的にレベルアップしていくことにしました。使用した(している)書籍は以下の3冊です。・古典ギリシア語のしくみ(超初級)・CDエクスプレス 古典ギリシア語(初級)・ギリシヤ語四週間(中級~上級)まずは超初心者向けの『古典ギリシア語のしくみ』で古典ギリシア語の基礎中の基礎をやさしく理解し、学習への敷居を低くしてから、初級の『CDエクスプレス 古典ギリシア語』へと入っていきました。『CDエクスプレス』では、アイソーポスやオイディプス王の一節を古典ギリシア語で読むことができますが、あくまでエクスプレス(特急)の学習法であり、文法が網羅されていません。基礎は学習できますが、「痒いところに手が届かない」文法書であると言えます。ただし、CDで古典ギリシア語を「聴いて」学ぶことができる点は極めて有用であり、私は通勤時にオイディプス王の一節を聞いていました。ある程度『CDエクスプレス』を終えたら、次は『ギリシヤ語四週間』の出番です。この本は、題名から察せられるイメージとは違い、かなりハイレベルな古典ギリシア語学習書です。Amazonのレビューによれば『内容はおそらく、お手軽な類書とは違い、「日本語で書かれた一番詳しいギリシャ語の本」と「用例を完全に網羅した原文選集」を目指して編まれたはずで、最高水準かもしれない』とのことなので、この本を全てやり切れば、それなりの力は付くと思われます。辞書を活用すれば、学習目標も達成できるでしょう。1か月の出張中に『古典ギリシア語のしくみ』『CDエクスプレス 古典ギリシア語』の2冊を終わらせ、現在は『ギリシヤ語四週間』に悪戦苦闘している最中です。出張先とは違い、現在の職場は残業や飲み会がそこそこあるので、出張中のように怒涛の勉強はできませんが、それでもワークライフバランスは取れており、コツコツ頑張っています。そして、ここが一番肝心なところですが・・・古典ギリシア語、めっちゃ面白いです!大学時代にもっと学んでおくべきだったー!と心の底から悔やんでおります。神話や歴史がテキストだった場合の面白さは言うまでもなく、それが何であれ解読作業は楽しいです!古典ギリシア語は名詞・形容詞・動詞などのあらゆる単語が活用で複雑に変化する上に、語順も自由なので、なかなか上手く解読できないことも多々あるんですが、頭をひねった末に答えに辿り着くと、底知れぬ達成感が味わえます。どうしても分からない場合でも、答えを見た時(古典ギリシア語学習書には、練習問題に答えが付いてないことが往々にしてあるのですが、上記の三冊はどれも答え付きです)に「ああ!そうなるのね!そういうことか!」とパズルが合わさったかのような爽快感がありますね。現在、『ギリシヤ語四週間』は中盤に差し掛かった辺りですが、これを本当に四週間でやろうなどとは考えていません。むしろじっくりやることで定着を図り、古典ギリシア語を徐々に会得していきたいと思います。頑張るぞー!
2016.10.15
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※この考察は、Bloodborne The Old Huntersにて発覚した新事実を考慮していません。DLCも含んだ考察は「ブラッドボーン:ストーリー&設定考察(最新版)」をご覧ください。ブラッドボーンをクリアしましたが、それだけではこのゲームの深さや魅力は分からない!ということで、ストーリーや世界観について大雑把に考察したいと思います。想像を含む極めて個人的な考察になりますし、まだ私の知っている範囲内での考察になるので、的外れになっている可能性もありますが、そこはご了承ください。とりあえず、今作はクトゥルフ神話をベースにしていると思われるので、クトゥルフ神話を参考にしながら考察していきます。まず最初に、古代人であるトゥメル人が宇宙に潜む神々(上位者)の存在を知り、接触を試みます。トゥメル人たちは宇宙の中でもとりわけ有力な上位者「ゴースあるいはゴスム」(以下、ゴースと記述)を崇拝し、ゴースはそれに応えて「思考の瞳」という宇宙の叡智を彼らに与え、トゥメル文明は栄華を極めました。 しかし、トゥメル人たちはそれでは飽き足らず、更なる叡智を求め、トゥメル人の女王ヤーナムとゴースを性交させ、人と上位者との間に赤子を創ってしまいます。(※ヨグ=ソトースに娘を性交させ、恐るべき怪物を生んだというクトゥルフ神話のエピソードに酷似しています)これにより、トゥメル人の栄光は幕を閉じます。最強の神の血を受け継ぐ赤子は想像以上の力を秘めており、その力によって秩序は崩壊し始めます。月は赤く染まり、あらゆる「境界」が無くなり、トゥメル文明は滅亡を迎えてしまったのです。時が経ち、現代。ビルゲンワースのウィレーム学長たちが発掘作業の末に、上位者の痕跡を発見します。そこから、上位者と親交を深めていたトゥメル人たちの廃墟「トゥメル遺跡」を発見し、自らも智恵を求めて上位者と接触することを画策します。トゥメル遺跡の奥地に眠っていた赤子を召喚し、上位者の智恵を得る鍵である「思考の瞳」を手に入れようとするのです。しかし、赤子は予想以上の力を有していました。赤子は月を赤く染め上げ、存在するだけで周囲の秩序を破壊していきます。ここで言う秩序は差異と同義で、秩序の破壊は夢と現実、人と獣の境が無くなることを意味し、それが獣の病の正体です。獣化は病によるものではなく、赤子の力によって人と獣の差異を破壊された人々に起こる症状だったのです。(※ゲーム内に「赤い月が近付くとき、人の境は曖昧となり、偉大なる上位者が現れる。そして我ら赤子を抱かん」との記述有り) そんな中で、全宇宙の支配を画策する上位者の一柱「月の魔物」が赤子に目を付けます。月の魔物はゴースと宇宙の勢力争いをしており、ゴースを打ち倒して宇宙の支配者の座に君臨しようと目論んでいました。最強の力を持つ神であるゴースの子を手に入れれば、自らの力を更に強化できると思ったのでしょう。月の魔物は地球へと飛来し、赤子を我が物にせんと猛追します。▲赤子を求めて地球へと降り立った上位者「月の魔物」。この時、ゴースは月の魔物の思惑をいち早く察知し、自らの配下である上位者「メルゴーの乳母」に赤子を保護させます。月の魔物は赤子を奪い取ろうとしますが、ゴースの方が一枚上手でした。ゴースは自らの力でメルゴーの乳母もろとも赤子を秘匿し、ロマに「思考の瞳」を与えて「白痴の蜘蛛」という上位者にすることで、その門番をさせることにしたのです。(※ミラコーシュ曰く「ああ、ゴース、あるいはゴスム。我らの祈りが聞こえぬか、白痴のロマにそうしたように、我らに瞳を授けたまえ」)これによって赤い月も赤子も隠され、月の魔物は困り果ててします。その間にもメルゴーの乳母は周囲に夢(メンシスの悪夢)を張り巡らせることで、赤子を保護するべく砦を築き上げていき、ますます月の魔物は赤子から遠ざかっていきます。月の魔物はこのまま赤子捜索をしようとしますが、広大な宇宙を支配している彼が長く地球に留まることはできません。そうこうしている内に敵であるゴースに自らの宇宙支配地を攻められるかもしれませんから。月の魔物は泣く泣く宇宙へ帰還することにしますが、そこで獣相手に奮闘する狩人に目を付けます。月の魔物は赤子を手に入れ、自らが宇宙の覇権を握るという野望を成し遂げるために、狩人を利用することを思い付いたのです。早速、獣の病(赤子による境界破壊)によりヤーナムを訪れていた狩人「ゲールマン」を自らの陣営に引き入れ、自らの夢(狩人の夢)を提供することで不死性を纏わせます。そして、長く地球にいることのできない自分の代わりに、赤子捜索を代行させたのです。ここで言う夢とは、神の領域であることを意味します。クトゥルフ神話では、地球の神々が住まうドリームランドから分かるように、夢はとりわけ重要な概念として扱われています。宇宙はアザトースの悪夢とまで言われており、ここから夢=神に近い世界と推測することができます。ヤーナムやヤハグルを中心とした現実世界も、赤子捜索or赤子保護のために跳梁跋扈している神々のせいで、夢と現実の区別が曖昧となり、半ば「悪夢」と化しています。上位者がいる=その場は神の領域となる=夢が拡大し、現実世界が侵される、というわけですね。月の魔物の力で狩人の夢を見ることのできる狩人は死んでも死にません。夢の中では死ねませんからね。 ゲールマンもそれなりの活躍をしますが、やはり人間なのでガタが来ます。月の魔物は彼を狩人との仲介役にすることで、赤子奪取のために新たな駒を手に入れるようになります。そうして何人もの狩人が夢を訪れ、月の魔物に利用されては、捨てられていきます。その一人が主人公だったのです。主人公は「獣狩りの夜」によって無意識に月の魔物に誘導され、赤子捜索をすることになります。そして、ロマを倒し、門番が消滅したことで赤い月が復活。メルゴーの乳母を倒して赤子を奪取することに成功します。目的は果たされました。赤子は月の魔物の手中に落ちたのです。主人公は用済みとなったのです。ここから、ストーリーは三つに分岐します。■「ヤーナムの夜明け」エンディング用済みとなった主人公は、月の魔物の使者であるゲールマンによって首を刎ねられ、狩人の夢から追放されます。そして、現実世界へと戻るのです。主人公は今まで見ていた悪夢を忘れ、いつもの日常に戻ることでしょう。近い内に、月の魔物がゴースを滅ぼし、宇宙統一を成し遂げるとも知らずに・・・。■「遺志を継ぐ者」エンディングゲールマンによる介錯を拒否し、ゲールマンを倒します。すると、天から現れる月の魔物。月の魔物はゲールマンの穴埋めとして主人公を選択し、自らの僕として使役するようになります。主人公は数々の上位者を屠ってきた猛者ですが、赤子の力を得た月の魔物に抗う力はありません。主人公はゲールマンの代わりとして、永遠に月の魔物に使える身となってしまったのです。■「幼年期のはじまり」エンディングゲールマンを倒し、月の魔物が主人公を下僕とするべく現れます。しかし、主人公は「三つのへその緒」という強力なアイテムを所持しており、これによって赤子を所有している月の魔物にも対抗できる力を得ていました。主人公を操ることができないと悟った月の魔物は戦闘モードに入り、遂に主人公と一騎討ちをします。しかし、立ち塞がる神々を屠り、その血を力にしてきた主人公はもはや神の一柱、上位者にも等しい超人と化していました。月の魔物は返り討ちにされ、赤子の所有権は主人公に移ります。赤子を吸収した主人公は、人間としての生を終え、上位者として生まれ変わります。格上の神として、新たな生をスタートさせるのです。見た目は青いウネウネですが、それはまだ幼年期の姿。成長すれば、ゴースをも滅ぼす最強の神となるのでしょう。そして、クレイトスのようにこう叫びながら、宇宙を支配するゴースに挑むのです。「ゴース!貴様の息子が戻ったぞ!宇宙の終焉を引き連れてな!」The End begins…色々と突っ込みどころはあるかもしれませんが、これが私なりの考察です。ブラッドボーン含むソウルシリーズは明確に物語や世界観が語られることがないので、想像の余地があるのが楽しいですよね!ブラッドボーンのストーリーを一言で言うと「上位者と人間の赤子(宇宙の覇権を握る鍵)を奪い合う神々の中で、月の魔物に利用された狩人が奮闘する話」でした。これを踏まえた上でストーリーをプレイすれば、ボス戦がかなり燃えるようになるでしょうね。何せVS神なのですから!(ゴッドオブウォー脳)
2015.06.11
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『ファイナルファンタジー15』を購入しました!いやぁ~、ここまで長かったですね!私はFF15がまだFF versus 13として開発されていた時から情報を追跡していたので、ほんとに感慨深いですよ。あの時からもう10年以上経っているんですよねぇ・・・。当時私はまだ中学生か高校生くらいでしたが、今や社会人です。こんなに開発期間が長引くなんて、夢にも思ってませんでした。笑FF versus 13は対応プラットフォームがPS3からPS4に変わり、名称もFF15と正式ナンバリングへと格上げされましたが、構想自体は10年前のものです。10年前では最新鋭のアイディアでも、今となっては陳腐化してしまった…なんてことは往々にしてあります。しかし、FF15はMetacritic(海外レビューサイトの平均点)で84点(2016/12/4現在)と高評価であり、現代においてもハイレベルなゲームであることが証明されました。FFブランドの意地を見せつけてくれましたね。今回のFFは従来のFFと違って、アクション性が非常に高い作品になっています。FF13まではコマンド選択制でしたが、今作ではコマンド選択という概念そのものを取っ払い、プレイヤーのボタン入力に従って直接的に攻撃&防御できるようになりました。アクションゲームではお馴染みのジャストガードとカウンターまであり、完全にアクションRPGへと進化を遂げています。アクション好きな私としては、これは大歓迎ですね!レベルアップという概念はありますが、ある程度は立ち回りでレベルを覆せるので、頑張って高レベルの強敵を倒した時の達成感たるや凄まじいものがあります!もちろん、アクション性が高まったとはいえ、煩雑な操作は殆ど無く、アクションに苦手な方でも楽しめる工夫がされています。ジャストガード&カウンターもちゃんと画面上にタイミングが表示されますし、『ゴッド・オブ・ウォー』や『ブラッドボーン』ほどシビアではないので、アクション初心者でも楽々反撃できると思います。FF15が、元来はFF13の番外編であるVersusとして開発されていたのも、このようにアクション性が高いからです。昔なので詳細は忘れてしまいましたが、野村さんがインタビューでそのように答えていた記憶があります。FFの本流は伝統的にコマンド選択制であり、アクションRPG化はタブー視されていたのでしょう。しかし、世界的にRPGはオープンワールド&アクション化が進んでおり、遂に伝統を打ち破って、Versusをナンバリングにするという形でFF本流もアクションRPG化させたのでしょうね。(FF13からかなり時間的に離れてしまったから、というのもあるでしょうが笑)そういう意味では(オープンワールド&アクションというRPGの世界的潮流から見れば)、FF15はアクションRPG化のみならずオープンワールド化もしており、正統進化と言えそうです。FF15のオープンワールドは、「一本道RPG」と揶揄されたFF13とは比べ物にならないほどの自由度を誇っており、マップが広すぎて愛車がガス欠になることもしばしば。さすがに『ウィッチャー3』ほど作り込まれてはいませんが、それでも充分に広大なフィールドを満喫できるレベルです。朝昼晩の時間の変化、天候の変化などもあり、グラフィックも優れているので、もう一つの世界を本当に探検している感覚すらもあります。「FFもここまで来たか!日本製RPGもまだまだ世界と戦えるな!」と思える作品ですね。まだ序盤しか遊んでいないので、この広大なオープンワールドが後半も継続するかどうかは分かりませんがね。笑現在、私はレスタルムのグレイシャー遺跡を探索しようとするところで、レベルは20前後です。度々、フィールド上に存在する超強敵に突撃しては返り討ちにされているので、フェニックスの尾が必需品になっております。笑 超強敵はレベル50超えてる奴もいますし、一撃で体力が文字通り蒸発してしまうんですよね・・・笑メインクエストだけではなく、サブクエストもこなしながら、まったり進めていきたいと思います。
2016.12.04
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実話をベースとした人気ホラー映画「死霊館」シリーズ最新作『死霊館のシスター』を観に行ってきました!「ホラー映画もマーベルみたいにユニバース化したっていいじゃないか!」というジェームズ・ワンの号令と共に、ナンバリング・タイトルに登場した悪霊を主題としたスピンオフ化が止まらない本シリーズ。呪われたアナベル人形は一旦退場し、今作は「エンフィールド事件」の黒幕だった悪魔ヴァラクの誕生秘話が描かれます。アナベル人形はウォーレン夫妻の博物館に実際に封印されている分、実話も多少なりとも加味されているでしょうが、ヴァラクはエンフィールド事件の完全なる脚色として登場したので、今作は100%フィクションでしょうね。※ネタバレ注意!◆あらすじ(公式HPより引用)1952年のルーマニアの修道院でひとりのシスターが自らの命を絶つ。不可解な点の多い自殺に教会はバーク神父と見習いシスターのアイリーンを修道院へと派遣する。二人はこの事件を追うにつれ、修道院に隠された秘密とともにいまだかつてない恐怖“悪魔のシスター・ヴァラク”と対峙することになる。果たして、この修道院に隠された想像を超える秘密とは?そして悪魔のシスターの目的とは一体何なのか!?◆ホラー・アトラクション化本作は死霊館シリーズとしては初の「完全フィクション」だからか、ホラー演出もやりたい放題で、かなり実験的なことをしています。今までも実話ベースというのが信じられないくらいの脚色っぷりでしたが、今作はなんとゾンビまで出てきます。しかも、祈りや聖水よりも、銃や棒の物理攻撃が有効という、死霊館に初めてバイオハザード要素が足された瞬間でした。このやりたい放題さが、今作を純粋なホラーからホラー・アトラクションへと変化させています。吃驚・ドッキリはするけど、怖くはありません。死霊館のナンバリング・タイトルでは、多少やりたい放題しても、エンドロールで流れる「実際の写真」を見ると少しぞわっとしてしまいますが、今作はそれもないので、「あー、びっくりした」で終わってしまうんですよね。東京ドームシティのお化け屋敷を終えた時の感覚に近いです。ドッキリ演出も、今までの死霊館シリーズのどこかで見たことがあるものが多く、ユニバース化が裏目に出ているような気もしないでもありません。それでもホラー「アトラクション」な分、特に何も考えなければポップコーン・ムービー的に楽しめますがね。◆ダークファンタジー化「アトラクション化」と並行して、「ダークファンタジー化」も本作で急速に進んだ気がします。何せ今回の舞台は9割以上中世風の城塞を持つ修道院で展開され、敵が地獄から呼び出された大悪魔ヴァラクですから。しかもバーク神父が歴戦のエクソシストという渋い出で立ちで、対超常現象用七つ道具が入っているであろう大きな鞄を持ちながら「バチカンの命令で超常現象を狩っていた」なんて言った日には『ヴァン・ヘルシング』や『スーパーナチュラル』を連想してしまいます。聖水の付けたボウガンでゾンビを蹴散らすシーンもあってよかったんじゃないかなぁ。笑(まぁ、このバーク神父、見掛け倒しにも程があり、劇中一切活躍してませんでしたけど・・・)死霊館シリーズは敵対する悪霊・悪魔が強すぎて、一歩間違えればダークファンタジー路線に入りそうでしたが、今作はもう片足突っ込んでると思います。「キリストの血」とかいう、悪魔たちにしてみればアルテマウェポン級の最終兵器も出てきましたし(ヴァラクはこの血を浴びせられただけで瓦解。地獄の門も一緒に粉砕されてしまいました)、今まで「十字架」「聖水」「ラテン語詠唱」というやや頼りない武器が一気に超越化しました。ちなみに、ホラーとダークファンタジーの線引きは、個人的にですが、・ホラー: 日常に起こる異変や超常現象、基本的に無力な主人公・ダークファンタジー: 非日常で重苦しい世界観、英雄性がある・もしくは有効な対抗手段を持つ主人公と思っています。(非日常のホラーもあるので、厳密化はできませんし、この両者の区分は極めて曖昧ですが)今作は中世風の修道院という非日常空間で、なおかつ「キリストの血」という究極の対抗手段(しかもゾンビには物理攻撃有効)があるので、個人的にはダークファンタジーっぽいなと感じたわけでした。悪魔をも倒す聖遺物を充実させていけば、死霊館シリーズもスーパーナチュラルシリーズのウィンチェスター兄弟サーガみたいになりそうですね。笑死霊館シリーズはこれで終わりではなく、本作の興行収入次第では、「エンフィールド事件」に登場したヴァラクとは別個の怪物"The Crooked Man"のスピンオフ映画化計画があるらしいです。こいつは完全におとぎ話の怪物風の見た目をしていますし、ますます「ホラー・アトラクション化」「ダークファンタジー化」が加速しそうですね。それでも、死霊館シリーズは見続けると思います。元々、怖さよりも悪霊のハチャメチャさを目当てにしていましたから。笑
2018.09.23
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