これもちょっと古い映画、マーティン・スコセッシ監督のGANGS OF NEW YORKです。 主演は言わずと知れたレオナルド・ディカプリオ。共演はキャメロン・ディアス。ダニエル・デイ=ルイス。 この映画も、日本人には補足説明なしでは理解が難しい映画。私も最初見たときは単なるごろつきの喧嘩にしか見えませんでした。 まず、カトリックとプロテスタントの違いがわからないと話になりません。16世紀の宗教改革により、キリスト教は古くからのカトリックとプロテスタントに分かれます。アムステルダムはカトリック側ですね。今でもアメリカではカトリック(アイリッシュ系移民)とプロテスタント(ユダヤ系などを除くそれ以外:WASP)に分かれています。この映画はアイリッシュ系(カトリック)とネイティブ・アメリカン(プロテスタント)の戦いの記録です。最後に徴兵暴動なども出てきますが。 ヴァロン神父とアムステルダムの父子関係、ビルとアムステルダムの(偽)父子関係を見逃さないでください。 日本の幕末に通じる話ではないでしょうか。私はこの映画を見て選挙に行くようになりました。 この映画がおもしろくないなんて言う人は話を全く理解できてないでしょう。日本人にはすごく不親切な映画でした。