THE MONIN BAR

2005.12.10
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カテゴリ: 映画鑑賞記
今日の映画はバトル・ロワイアルです。

数日前、友人にバトル・ロワイアルの漫画を借りてきたのがきっかけです。はっきり言って最初はあまり期待してませんでした。しかし読み進めていくうちにだんだんと引き込まれていきました。宗教戦争の報復合戦を的にしたような反戦メッセージ、愛する人ですら信じきれない人間の心の弱さなど人間の心理に深く食い込んでいます。
アイデアは突拍子もないですが、単純な殺し合いのストーリーではなく確かな知識に基づいて描かれています。
特に相馬光子は、カマキリに見立てた描写やエレクトラコンプレックス(女性が子供のときに父親に対して抱く感情。大人になってからの恋愛観を左右したりする)なども取り入れてかなり力が入っているように感じました。桐山は名前からしてもそうですけどキリストですね。
しかし、漫画は15巻もあり、これを2時間足らずの映画にどう詰め込むのかと疑問でした。

やはり映画の方は細かい人物描写はほとんどなく、キャラクターの肉付けが一瞬のカットや一言の台詞のみになってたりして物足りなく感じました。特に、桐山和雄の恐ろしさや、相馬光子の妖婉さ、三村信史のクールさなどが漫画ほど伝わってきません。逆に言うと、漫画を読んでいたら映画だけを見た人には分からない情報を読み取ることができます。私は途中からそればっかりさがしてました。
映画のテーマも漫画とは変わってますね。話の結末は分かってしまいますが、私は漫画を読んでから映画を見た方が楽しめると思いました。

総合評価:★★★☆(漫画を読んでなかったら★★ぐらいかな)
見所:漫画には描写されている隠されたキャラクターの肉付け。

バトル・ロワイアル 【DSTD-2017】=>18%OFF!バトル・ロワイアル


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Last updated  2005.12.11 04:29:52
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オヤモヤ  さん
映画版のバトルロワイアルは確かに、
短いのでキャラクター一人一人の、
事情や感情が描かれないでただ死んでいくのが、
なんだか寂しかったです。それでも映画の方が、
世界観がなんかよくて好きですw

(2005.12.11 19:34:23)

トラックバックありがとうございます。  
機会がありましたら小説のほうも是非。

でも桐山のあの恐ろしさって、
映像で伝えようとすると上映禁止になっちゃいますよね。多分。
(2005.12.11 21:06:42)

トラックバックありがとうございました。  
Heik  さん
確かに登場するキャラクターたちが多すぎるので、肉付けが手薄になってしまうのは、
仕方無いと思います。藤原竜也の演技力をうんぬんする意見もありますが、私は合格点を
あげられると思いました。

しかしとにかく北野武の存在感が凄い。娘にゴミ扱いされて、携帯を投げつけて壊すシーンなんて、
巧い演出だなぁと感心してしまいました。結局、人間なんて生き物は、【正しい人】なんて、
誰もいないんだ、というメッセージがたった2時間弱の時間に凝縮されているのは、
本当に驚くべきだと思います。 (2005.12.11 21:13:15)

ちょっと違います  
漫画を映画したのではなく、
もともと小説としてできたものを、
映画・漫画にそれぞれリメイクしています。

映画・小説ともに、単なるメディアの書き換えではなく、
それぞれオリジナルのテーマやメッセージがあります。

似たような筋書きですが、全く違う作品です。

(2005.12.11 23:46:41)

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