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通電するが液晶表示されないT400(7417-RZ7)。その原因を追究してみた。
AC電源を挿してみると、ふたのLEDが点灯するので、その原因はシスボのチップヒューズ切れではないということだ。ふたを開けてみるとLEDインジケータの ランプが消えた。原因がLCDケーブルの不具合という可能性が高いということか…。
電源ボタンを押してみると、バックライトは点灯しないが、うっすらと液晶に表示されているようだ。やはり、原因はLCDケーブルにあるのだろうか…。
原因特定のためT400を分解したところ、けっこう内部は埃が蓄積していたので、分解清掃を実施。CPUはCore2Duo/P8600が実装されていた。
※清掃のため、細部まで分解していく…。
分解ついでにシスボのチップヒューズもチェック。やはり切れていない。おまけに、LCDケーブルを挿して通電検査してみたところ、LCDケーブルの一番ストレスがかかる曲がる部分を押さえてみると、LEDが点灯したりしなかったりする。ということは、やはりこれはLCDケーブルの障害なのだろう。
手元に、先日逝かれたT400(7417-T5J)の上半身があったので、とりあえず上半身を載せ換えて確認してみたが、正常に表示されるので、そのまま組み上げることにした。

ということで、1台お亡くなりになったが1台復活することができたので、プラスマイナスゼロといった状況。(故障パーツが1台分増えてしまったが…。)
●T400の主な故障の原因とその対処方法
これまでの経験から振り返ってみると、T400の主な故障の原因は次のようなものだ。
① LCDケーブルの断線
この障害ではバックライトが点灯しない他、LEDインジケータも点灯しないことが多い。LCDケーブルを交換することで復旧できる。LCDケーブルの断線箇所を特定してバイパス配線する方法も考えられる。
②シスボのチップヒューズ溶断
この障害ではバックライトとLEDインジケータも点灯しない。シスボのチップヒューズを交換することで復旧できる。リスク覚悟なら、チップヒューズをバイパス配線することで回避できる。
※シスボのチップヒューズ[F8]。バックライト切れではこのヒューズが溶断していることが多い。
③USBポートの破損・短絡
この障害では通電するが、起動させるとそのままフリーズしてしまう。USBポートの短絡したピンを伸ばすことでとりあえず回避できる。USBポートの交換はかなりリスクが高いができないことはない。
※写真のUSBポートは、一つのピンが折れ曲がり、GNDに接している。
④パスワードの設定
パスワードにはSVP(スーパーバイザーパスワード)とPOP(パワーオンパスワード)があるが、POPは比較的簡単で、C-MOSバックアップ電池を外して起動させることでクリアできる。SVPはEEPROMの5-6pinをショートさせることで解除できることもある。TPM(Trusted Platform Module:セキュリティーチップ)の設定次第では解除できない。
※EEPROMの5-6pin短絡でSVPを解除できることもある。
⑤シスボの問題
この障害では、通電するが起動しないもの、通電すらしないものがあり、その原因特定は困難を極める。追究の労力を考えると、あきらめることが得策だと思う。
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