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第5世代Core i7を手にした。
このThinkPad E450(20DCCTO1WW)は、cpuに第5世代のCore i7-5500U (2.40GHz)を搭載している。いや正確には、E450シスボに直付けされている。(この第5世代から、cpuはほとんど直付け(BGA)になったようだ。)
■Intel,「Broadwell-U」ことノートPC向け第5世代Coreプロセッサ14製品を発表
https://www.4gamer.net/games/235/G023503/20141230001/
ライター:米田 聡
第5世代Coreプロセッサの発表スケジュール表。今回発表された製品はすべてモバイル向けだが,2015年中頃にはデスクトップ向けも登場する予定とされている 画像集#002のサムネイル/Intel,「Broadwell-U」ことノートPC向け第5世代Coreプロセッサ14製品を発表
北米時間2015年1月5日7:00,Intelは,開発コードネーム「Broadwell-U」(ブロードウェルU)ことノートPC向け第5世代Coreプロセッサ計14製品を発表した。4.5WというTDP(Thermal Design Power,熱設計消費電力)で話題を集めた「Core M」に続く「Broadwell」マイクロアーキテクチャ第2弾は,28Wまたは15WのTDPが設定された,一般的なノートPCおよび液晶ディスプレイ一体型デスクトップPC向けモデルとなる。
Core i7・i5・i3の名を冠したTDP 28&15W版第5世代Coreプロセッサを搭載するノートPCの出荷は1月中にも始まる予定とのこと。北米時間1月6日に開幕となる,北米最大の家電見本市「2015 International CES」(以下,CES 2015)でも,ゲーマー向けノートPCを含め,多数の搭載製品が発表されることだろう。
本稿では,そんな新型プロセッサの概要をまとめてみたい。
14nm台のプロセス技術を用いて製造される
Broadwell世代の第2弾CPU
※Broadwell世代の第1弾となったCore Mプロセッサ(写真中央)
14nmプロセスで製造されるBroadwellマイクロアーキテクチャには,対象となるプラットフォームごとに,いくつかのバリエーションが用意される。2014年9月に発表された「Broadwell-Y」ことCore Mプロセッサの対象は,薄型ノートPCやタブレット型PCだった。
それに対し,今回発表されたBroadwell-Uは前述のとおり一般的なノートPCおよび液晶ディスプレイ一体型デスクトップPC向けで,Intelは,デスクトップPCや高性能(≒ゲーム用)ノートPC向けの「Broadwell-H」(開発コードネーム)も,2015年中頃に市場投入予定としている。
では,Broadwell-YとBroadwell-Uでは,TDP,そして対象となるプラットフォーム以外で何が違うのか。結論からいうと,違いは,CPUコアおよび統合型グラフィックス機能(以下,iGPU)の動作クロックとiGPUの規模,そしてメモリコントローラだ。
CPUの定格動作クロックだと,Broadwell-Yには1GHzを下回るものがあるのに対し,Broadwell-Uは最低でも1.8GHz以上。iGPUの実行ユニット(Execution Unit,EU)数はBroadwell-Yの最大値である24基がBroadwell-Uでは最小値となり,多くの製品では48基搭載となる。メモリコントローラは,Broadwell-YだとデュアルチャネルDDR3L-1600およびLPDDR3-1600対応なのが,Broadwell-Uでは一部でDDR3L-1866をサポート,といった具合である。
IntelのスライドからCPUパッケージを抜き出してみた。中央にある横長のダイがCPUで,右側のダイがオンパッケージのPCHだ
逆にいうと,Broadwell-Yにおける大きな特徴となる,CPUコアと,共有L3キャッシュおよびメモリコントローラなどのアンコア,iGPUをまとめたダイ(die,半導体そのもの)と,サウスブリッジに相当する「Platform Controller Hub」(以下,PCH)のダイを1つのプロセッサパッケージにまとめた構成は,Broadwell-Uでも変わらない。ついに,一般的なノートPCや液晶一体型デスクトップPC向けのCoreプロセッサも,SoC(System-on-a-Chip)――より実態に即した言い方ならSiP(System-in-Package)――的なパッケージになったわけだ。
ちなみに,第4世代Coreプロセッサこと「Haswell」の世代では,PCHをパッケージ上に搭載していたのはモバイル向けの一部製品だけだったが,モバイル向けのBroadwell-UではPCHを搭載するのが基本となるようだ。
「Crystal Mark」を使って、搭載されたCore i7の性能を比較してみる。比較するのは、同じくE450に搭載されたCore i3/5005Uと、L450に搭載されたCeleron/3205U。
まあ当然ながら、他のcpuと比べてかなり好成績をおさめている。
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