世界をあっと言わせる未来MONOM

世界をあっと言わせる未来MONOM

2006年01月10日
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テーマ: 宇宙(945)
カテゴリ: 宇宙・自然
世の中には「ニール・アームストロングは月面着陸していない」なんてまともに思っている人たちがいる。すごく残念だ。間違いなく人類は宇宙空間に飛び出しているし、月面着陸もしている。そして宇宙開発は止まることを知らない。皆さんはミスター・チルドレン「and I love you」の曲にのって、放映されているカップヌードルのCMをご覧になったことはあるだろうか? その宇宙編、かなりNO BORDERです。CMを見て血が騒ぐのは久しぶりだ。
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広告フレームの中の問題提起…「みんな地球上のBORDER(境界線)に思いを馳せれば、世界は少しずつ変わるかもしれない」という願い。素直に共感が持てる。いままでこのNO BORDERシリーズは世界各地で撮影が行なわれたが、今回はさらにボーダーを超えるべく宇宙での撮影。そもそもこの記事を書こうと思ったのは、あのCMが地上のスタジオで撮影されていると思っている知人が多かったからだ。スタジオでの特撮ではなく、実際に宇宙で撮影されています!
舞台は、地球上空400kmで周回する国際宇宙ステーション(ISS)。地球には目に見えない国境があっても、このISSにはない。日本、アメリカ、ロシア、EUをはじめ世界15カ国の協力の下に建設・運営が行なわれている。ボーダーなき場所から見るひたすら蒼い海と白い雲、そして力強い大地のある地球。
戦争が繰り広げられている地もある星を、「この星に、BORDERなんてない。」という宇宙飛行士のつぶやきのようなメッセージで締めるのだ。
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この撮影は約2年間にわたる準備期間を経て行なわれた。無論、日本のCM制作クルーが宇宙へ行っているわけではなく、これから飛び立つバレリー・トカレフ宇宙飛行士(露)が行なうことに。ISS内撮影用に改良されたハイビジョンカメラの操作訓練(エネルギア社宇宙飛行士訓練所)やどんな撮影をするかを地上のロシア宇宙庁にある「星の街」シミュレーターで行なわれた。撮影マニュアルを幾度と変更しながらのロケハン。プロのカメラマンでないトカレフ宇宙飛行士が撮ったCM映像は見事にキマっている。流石、技術職である宇宙飛行士だ。
トカレフ宇宙飛行士は、今年の10月1日、カザフスタン共和国のバイコヌール宇宙基地より、ロシアのソユーズロケットで地球を飛び立った。3日後、ドッキング成功。モスクワ宇宙官制センターより、高松聡CMディレクター(SPACE FILMS)が演出指示。出演は宇宙滞在が有人宇宙史上最長記録を持つセルゲイ・クリカレフ宇宙飛行士。子供のような笑顔の持ち主でテーマにもピッタリだ。リアルタイムに官制センターとISSでディレクション(3日間)が行なわれ撮影終了。10日後、帰還カプセルで無地地球に戻ったテープは日本でHD編集が行なわれ11月2日より放映。
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民族、国籍、性別、年代、勝手な理由で引かれる境界線。人々は対峙し、傷つけあい、多くの悲しみに沈んでいる。なぜこの美しい星で、人々は争ってしまうのか。宇宙から見ればちっぽけな惑星。もっと笑顔が溢れるはず。
無重力空間で游泳する宇宙飛行士が食べるカタチの工夫された宇宙食用カップヌードル。実は野口総一さんもディスカバリー号でISSに行った際、「スペースラム」という宇宙食ラーメンを食している(JAXAとカップヌードルの共同開発)。もちろん、通常の宇宙飛行士が食べる宇宙食同様に、厳しい検査に掛けられ基準を満たしている。新世紀、食が国境をなくし世界を繋げるのかもしれない…。





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Last updated  2006年01月10日 13時48分36秒
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