世界をあっと言わせる未来MONOM

世界をあっと言わせる未来MONOM

2008年08月02日
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カテゴリ: カテゴリ未分類
家の目の前の大木にセミがいて、朝からミーンミンミンと五月蠅い。この夏はずっとこの声と一緒だろうな。音痴な僕が想像するだけでも、きっと5匹はいると思う。一斉に鳴き声をやめたかと思えば、前よりも高い声で誰かがリードする。その声に合わせてみんなが揃って大合唱。近くの木にいるセミも交えて。大演奏でなく大合唱、セミってみんなで声を揃えるんだぁ、なんて関心している場合でもなく。こんなにセミの声が聞こえる夏って、保育園に入る前くらいの時しか記憶になく、声を聞くだけで汗が出てくるのは、その頃を体が記憶していて夏を感じているからだろうか。でも、ここ2週間。だいぶ聞き慣れて、いまでは原稿も良く進むほど。短い命を燃やしきれ、とバルコニーからビール片手に声援。最近、購読し始めた読売新聞が、額からの汗で滲むのも夏。日本の風情を楽しむため、風鈴でも買って冷やしトウモロコシ片手に涼もうかな。なんて考えてたら、母親から電話があり、「あんた、最近ちゃんと食べてる? トウモロコシを煮たから思い出したわ」と。そう、子供の頃からトウモロコシが大好物だから、そんな風に思い出されても可笑しくなく、「まぁ、近いうちに帰るよ」と言って電話を切った。小6の夏、好きな物を描くという課題で、みんなが家族とか友達とかペットとかを描く中、トウモロコシをでかでかと描いたことを思い出し、そんな泥臭い夏の記憶が、いま目の前の青空の白い雲が普段と逆行していることに気づかせる。今日は西風だ。日差しは強くても涼しいのかな。





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Last updated  2008年08月02日 17時26分33秒


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