病気と生きる

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むっこchan

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2022/07/09
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テーマ: ニュース(99398)


1つ目の労災認定
慢性ダニ刺傷性慢性蕁麻疹

2007年7月、救急外来勤務中に搬送患者さんにいたダニに週2回刺され、抗原抗体反応により全身に酷い蕁麻疹が発症。

申請したところ労災認定され、現在も通院中。

勤務先の皮膚科に通院したのですが、
担当医は無知で、強力なステロイドのリンデロン(1) 1-1-1服用で処方。

通常、ステロイドはホルモンの分泌に合わせて、朝薬から夕薬に掛けて少なく投与するのですが、朝昼夕とも同量投与されたのです。

副腎に悪影響を与えます。

女子医大病院の内分泌内科の医師によれば、リンデロンの減量には最低1年半〜2年は掛かるそうなのですが、
担当医は私が希望して何度も訴えたにもかかわらず、コルチゾールやACTHの副腎皮質ホルモン等の血液検査もせず、たった3ヶ月で減量。

そのせいで、酷いステロイド離脱症状が出現。

全身の関節痛と筋肉痛は激痛で、歩行困難に。

患者さんの車いすが押せず、日常生活も困難となり、1ヶ月自宅療養しましたが、症状は悪化するばかり。

結局、副腎からホルモンが出なくなり、ステロイド性慢性副腎機能不全症となり、一生ステロイドを飲まないと生きていけない体になってしまいました。

🍀2つ目の労災認定
ステロイド性慢性副腎機能不全症
医療過誤で労災


私の激痛ぶりを見かねた労基署の方が、調査して下さることに。

二度の院内調査で、担当医のステロイド減量ミスによる医療過誤ということが実証。

労災認定となり、ステロイドの副作用や合併症による全てが、特例で労災扱いとなりました。

非常に有り難い事です。
特例措置があるなんて、知りませんでした。

ステロイドの副作用で緑内障と白内障になり、入院手術も労災。

ステロイド性慢性副腎機能不全症
ステロイド性高血圧及び脂質異常症
ステロイド性糖尿病
ステロイド性骨粗鬆症
肺塞栓症、深部静脈血栓症
貧血、胃びらん
睡眠時無呼吸症候群など労災。

🍀労基署のお陰で、安心して治療を受けることが出来ます。
本当に有難うございます。


労災民事賠償マニュアル 申請、認定から訴訟まで [ 岩出誠 ]



労災保険給付の手続き改訂3版 職場で災害が起きたら! [ 東京労働基準協会連合会 ]






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Last updated  2022/07/09 05:37:08 AM
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