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2006.09.07
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カテゴリ: 図書ルーム
赤い蝋燭と人魚


小説家で童話作家、小川未明(1882.4.7生~1961.5.11没)。
幼稚園の頃、教室で先生が読み聞かせてくれたお話。

「 赤い蝋燭と人魚 」
北方の冷たく暗い海の岩の上で人魚が考えていました。

 人間は魚よりけものより、人情があってやさしいと聞いている。
 一度手に取りあげて育てたなら、決して捨てたりしないと聞いている。
 さいわい自分達は人間そっくりだから、人間世界で暮らせるはず。
 せめて自分の子供だけは、人間の世界で育て大きくしたい」
?女の人魚は決心すると、波の間を泳いで陸の上に子を産みおとしました。
人魚の赤ん坊はろうそく屋の老夫婦に拾われ、育てられて美しい娘となり
一生懸命家業を手伝って繁盛して幸せになったかにみえたのです。


先生は、薄い絵本から想像させる大きな世界。
すごいなーどんな風に書かれているのかなー。
読み聞かせが終わると私はまっしぐら
先生の手元の本を

お願いして見せてもらったが、本には字がいっぱい。
絵は無くて、字がいっぱいだった。
先生はすごいと想った。
鍵盤を前にすれば楽しい歌を歌いながら弾いて
本を開けば、たくさんの夢を見せて喜ばせてくれた。
私は中学の頃は保母さんになりたいと想っていた。

小川未明童話集 小川未明童話集改版 童話が育てる子どもの心

大人になって読んでみると違う世界に連れてゆく本。
幼い時は見た事の無い形や場所を自由に描いて
色ばかりが踊っていたように想う。

会ってみたかったな~話したらどんな人だったろうか。
その人のことを見つけようとする。
大人にもぜひぜひ読んで秋の夜長を楽しんで戴きたい。

「金の輪」(『労働文学』1919年4月)
「赤い蝋燭と人魚」(『朝日新聞』1921年2月16日?20日)

「野薔薇」(『小さな草と太陽』赤い鳥社、1922年9月)など

たくさん収録された童話集は贈り物に良いよ。
パパやママも読み聞かせにいかがでしょうか?
新潟県上越市に出来た 小川未明文学館 。
ここにもいつか行ってみたい。

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最終更新日  2006.10.04 03:07:51
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