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カテゴリ: 図書ルーム
新・風に吹かれて いまを生きるちから 夜明けを待ちながら 五木寛之ブックマガジン 初夏号

「 新・風に吹かれて 」
風に吹かれてという生きかたのすすめ
一読快笑・再読苦笑
おかしくて、やがてジンと胸にくる。
<My impression>
石原慎太郎 「五木さん、あなたやっぱり変な人だよ」
村上  龍 「五木寛之は、その時代の気分を、独特のシャイな視線で語っている」
玄侑 宗久 「五木さんは、あす以降の幸福を計算していない」
柳  美里「五木寛之氏は、書斎の外へと向かうエネルギーを桁外れに持っている人だと思う」
村松 友視「危険な思想家の魅力がちらちらしてくる」
重松  清「五木さんは『いいんだよ』という許しの声を、僕たちにも分かち合わせてくれる」


昭和43年初版でロングセラー
昭和~平成へ
39年間に渡り読み継がれている。
目次を見てると、読みたいタイトルがいっぱい。

免許証を返上しますか?/人それぞれの朝ごはん/生・老・病・死に異議あり
変な字体には訳がある/悲の器から溢れる音/「ウッソー」と言われても/
靴と足とのあいだには/コッポラ監督との一夜/カンヅメ稼業に悔いあり/
喫茶店の時代があった/努力が苦手な言い訳/年甲斐もなき人生かな 他。

五木寛之の文章は
読みやすい。
おもしろい。
読書家ではない私が
そう想うのも不思議な話だが
夢中になれる。

「 いまを生きるちから
この時代を生き抜く力はどこにあるのか。
生命の重さをどう取り戻せばいいのか。
悲しむこと、泣くこと、情、信仰心、寛容と共生…
日本人の「和魂」をいまいちど考える。

日本人の忘れ物/悲しむことで耐える心/励ましから慰めへ/日本人の宗教感覚/
不安と混乱の先に/「隠れ」と「逃散」/都市に生きる信仰心/
「お陰さま」と「ご縁」/抒情と感傷の意味/青い鳥のゆくえ 他


生き難い世の中になってきている。
何もなかった毎日に突然、巻き込まれる事態。
人災から自然災害、ストレス、異常、さまざま
生活して正しくあっても
どこに落とし穴があるのか見えない。

夜明けを待ちながら 」
「自殺」「職業」「悲しみ」「健康」「生きる意味」
私たちの現実の切実な問いに
五木寛之が共に考え
共に答えを模索した心の羅針盤。

答えを出す本ではなく
旨いやり方や世渡りの技術を伝授する本でもなく
僕と同じように、夜と朝との狭間に
ひたすら自分との対話を繰返すような人への
目くばせの合図のようなもの
命がよみがえる生きる羅針盤。

開幕のベルにかえて/自殺について/生きる意味/健康とは/
悲しみの効用/職業の貴賎/受験と就職/少年と死/夢と年齢/
自己責任/意志の強さ・弱さ/覚悟ということ/深夜の友への手紙


普通に考えても答えが出ないこともある。
人に聴いても正確な答えもない。
だけど誰かの言葉でうっすらヒントを得ることはある。
自分のことが理解出来ないのに
なぜか解決出来てしまうこともある。
解決っていうか、整理なのかな。
深く悩んでいるはずなのに
気をそらすような秋空にうっとり
一眠れば消えている日もあって
人間って、私ってば、と想う。

青春の門 筑豊篇 6 ボタ山 25°720ml 青春の門 筑豊篇 改訂新版

「 青春の門 」
誰もが一度は通りすぎる
そしてただ一度しか通ることの許されない青春の門。
目覚めゆく少年の愛と性、そして人生の希望と旅立ち。
ひたむきな青春遍歴を雄大な構想で描き
世代を超えて読みつがれる不滅の大河ロマン。
全面的加筆による改訂新版全6巻。


青春の門、複雑で繊細でぐるぐる
面白い作品だ。
大人になったからこそ
ふと気づかされる気持ちもある。
若い時代にまず一度読み
30歳前後で再び見ると
こんなにも違う気持ちなのかーと
想ってしまう。
若いとか老いとか、古いとか新しいとか
そんなのなんだよ。
TV版も良かったのでDVD化は嬉しい。
これだけ映像化されるのは
監督が自分の青春像を描きたいから
作品も多いのだ。

最大40%オフ 東映祭 青春の門 23%オフ 最大40%オフ東映祭 青春の門 自立篇 23%オフ 青春の門 筑豊篇 DVDBOX TBSTV50周年SPドラマ 放映作品 青春の門 20%オフ 青春の門 第二部 DVDBOX1~自立篇 前半

お酒が見つかるって面白いね。
前の日記にも
五木寛之つながりのお酒紹介。
飲みながら、読書すべきかなw

ボタ山とは
石炭を掘った時に出る石炭(ボタ)を積上げた山。
明治以降日本の近代化を石炭で支えた
筑豊に最盛期で500を超えるボタ山があった。
この「青春の門」で描かれたように
当時の子供達の格好の遊び場でもあった。


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最終更新日  2006.10.09 17:51:41
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