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2010.08.10
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その日、本厚木では鮎祭りというお祭りが盛大に開催されていて、

臨時電車が出るぐらいのものすごい人出でした。


私が乗った車両もその例に漏れず、とても混雑していました。



私の目の前の座席に、海に行ってきました~!という感じの高校生ぐらいのちょっとヤンチャそうな男子グループのうちの2人が椅子に座っていました。


私の少し後に、おばあちゃんが家族と一緒に乗ってきました。


座っていた男子2人が席を詰めてもう1人が座れるスペースを空けたのですが、違う若い女の人がその席に座ってしまいました。



するとそのうちの1人の男の子がスッと席を立って、連れの男の子に「おばあさんを座らせたい」というような合図を送っていたのですが、混んでいておばあさんはその様子に気づいていないようでした。


男の子の優しさにウルッときた私は、すかさずおばあさんの手をとって、「席、空けてくれたんでどうぞ!」と声をかけました。




男の子は照れていたけどとても誇らしげな顔で「どうして立ってるの~?」と聞く遠くに離れていて状況を知らない同じグループの男子たちに「いいの、いいの!」と何だかとても嬉しそうでした。


おばあさんと一緒だったご家族の方もとても喜んでいて、言葉はないのですがその座席の周りがとても温かで和やかな空間になりました。


満員電車で、こんなに居心地がよく気持ちのよいスペースに感じたのは初めてのことでした。


そこに居た皆が、無言のうちに心地よく繋がった瞬間でした。



美徳を実践した1人の勇気ある行動と、それを受け取ってくれた人たちのお陰で皆が勝利する心地よい空間が創れるんですね、今、すぐに。



これからは独りでがんばったり、誰かと競争するのではなく、

整合しながらチームとして協力し補いあい、皆が勝利する時代なのかもしれません。



平和ってこういうさり気ないことの積み重ねなのかもしれませんね。







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Last updated  2010.08.10 08:39:40 コメントを書く
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makigai7816

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