
「あわさん」を完走した後、しばらく経つと再び淡路島に対する思いが込み上げてくるのでした。しこたま走り込んだにもかかわらず、もっともっと様々な角度から淡路島を探索してみたいと考え出したのです。
淡路島の外周を走って、「何処に辛い上り?」「何処に四国を見渡せる絶景スポットがあるのか?」「何処がお香の香りが漂う町並みなのか?」などなど、道端のごみひとつひとつまで知るほどに何度も何度も走り込みました。
少し愛着が沸いたのでしょうか?今、もっと淡路島を知ってみたいという欲求に我慢ができないでいる自分がいるのです。
最近、とあるところで一人のお坊さんに出会う機会がありました。その時は、お坊さんもいろいろお話はされるのですが、初対面での会話ということで、なかなか盛り上がりに欠けていました。
会話が途切れたその時に、私は彼に「ご出身はどちらですか?」と尋ねると、「淡路島です。」と返ってきたのです。しめたとばかりに淡路島の話題を切り出すと、そこからは無条件に盛り上がることができたのです。もちろん、自転車の話も出て、私も絶口調となった訳です。
彼の出身は、淡路島の「常隆寺」だそうです。
淡路島にも沢山のお寺や神社があります。直ぐにどこのお寺とは判らずに、後で調べることにしました。
調べると、島の北部淡路市に妙見山(522m)という山があります。その西にある栗村山にその常隆寺がありました。西海岸と東海岸の丁度真ん中ぐらいに位置する栗村山の山頂にあったのです。
淡路島の内陸も何度か走った経験があります。淡路島の北部の山は、小高く細かなアップダウンがあるので結構難儀するイメージが定着しています。油断すると、とんでもなく苦労すること間違いないのです。時間が読めないこと必至です。
早速、2万5千分の1の地図を用意して、常隆寺へのサイクリングを計画していました。今度のサイクリングはMTBです。
MTBでの淡路島上陸は初めてです。以前、論鶴羽山へ上ったことがありましたが、その時もロードでした。ただ、今回だけはロードでは無理だと考えたのです。
距離も短いので、のんびりとMTBで走ることに徹します。どんな勾配でも、どんなオフロードだったとしても平気です。
地図上にコースを書き込みいざ出発です。続く