●店長の自転車活動報告●

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2017.07.30
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気が付けば、尾道です。深夜とあって人影も少なく歩いているのは女性警察官ぐらいです。ちなみに、彼女に不審者と間違えられてしまいました。確かに不審者の雰囲気ですが、宿が取れなかったのではなく「敢えて取らないのです。」と言うことを分かって欲しかったです。

さて、ここからは持久戦となります。少しでも刻みながら走ることで、確実に完走を狙った走りへと変わって行きます。

ラスト100kmへの挑戦です。

尾道を出たのは、確か早朝3時半ぐらいだと記憶しています。相当眠くはありましたが、時間帯が時間帯なので眠くて当然のところはありました。もう少し我慢すれば明るくなるので、そこまで我慢すればおのずと目も冴えてくると思っていました。

事故が起こらないように、車に注意してゆっくりと進みます。

三原市を過ぎた頃に、空に明るさを感じるようになりました。沼田川の橋を渡り、185号線へ入るとJR呉線と海岸を併走するようになります。夜明けと共に、眠気も解消し気分も高揚してきます。左手にうっすらともやのかかった瀬戸内海を眺めながらTTモードへと入っていったのです。

10kmほどの区間は、まったくといってよいほどのフラットな道路で、一定のペースを保ちながら走るには最適のコンディションとなりました。気持ちの中で「もうここで全力を出し切ったとしても、走り切ることができる。」という確信とともに、気分はハイモードへと突入したのです。

ただ、最終日は結構な好天に恵まれて、気温は一気に上昇してしまいました。朝方の気温の低い時間帯では、気分は最高潮へ達したものの、その後灼熱地獄へと落ちていったのです。

その後は、コンビニがあるたびに休憩を入れるというゲリラ戦となったのです。



遠くに彼女の姿を確認したときは、思わず感動してしまいました。こらえていたものをすべて吐き出すかのように、脱力感が身体を包んだのです。まだ道のりは30kmほどありますが、すでに600kmは超えていました。

日差しがじりじりと肌を刺すように降り注ぎ、気温30度をゆうに越える猛暑日となっていました。自転車から降り、トンネル手前のバス停のベンチで横になり、マッサージを施してもらいます。生き返るように、身体が甦ってゆくのを感じました。

すると、通りすがりの車が目の前に停車して、声をかけてくれるのです。
「大丈夫ですか?冷たいものでもいかがですか?」と・・・。

熱中症で倒れているのかと勘違いされて、みなさん声をかけてくれるのです。それも一人二人ではないのです。当たり前のように目の前を通る人みんなが声をかけてくれるのです。なんと呉の方達はやさしいのでしょうか。車通りの激しい場所ではありましたが、田舎呉市の人々のやさしさに触れることができたのです。

身体の汗と一緒に、心の汗も噴出したのでした。

呉市は、周りが山に囲まれている閉塞感のある雰囲気の町でしたが、心豊かな街であることも間違いなさそうです。

呉からの30kmは、ツールでの21ステージと同じパレードランとなります。ワイン片手に走りかったのですが、車に気を付けて、きちっと広島平和記念公園まで走り切りました。

今回の総走行距離は、640kmに及びました。もちろん、完走後のビールは最高でした。

少しあっけない幕切れとなってしまいましたが、それでも600kmオーバーを走り切ったという事実を前にすると、気が遠くなるのを覚えます。しばらくは、走ることから離れるのかとも思いましたが、その反対で、ますます走る意欲が沸いてくるのです。ひとつの作品を作り上げるように、またひとつ別の作品を作り上げたいという欲望が沸いてくるのです。

この感覚はどこまで続くのでしょうか?自分でも制御不能になってしまっています(笑)





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Last updated  2017.07.30 14:15:24コメント(0) | コメントを書く


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