前回のブログで書いた通り、東京近郊区間(大都市近郊区間)が長野にまで延長された結果、横浜市内から北松本の乗車券を買って長野・山梨の途中下車の旅をする計画は頓挫してしまいました。
みどりの窓口の駅員さんに泣きついた結果、横浜市内から横浜市内の一筆書き乗車であれば、途中下車は可能ということで、東京まで行き、北陸新幹線を使って長野、塩尻……とまわることに。
塩尻で例のぶどう栽培サポーターに参加するのです。今回は除葉作業です。
サポーター作業が終わったのち、どこで宿泊するかが課題だったのですが、「小海線」に乗ってみたかったので、小淵沢で途中下車して、清里に宿をとることにしました。清里って、若い頃、人気のスポットだったけど、基本西日本在住だったため、行ったことなかったのよね。そこから、小淵沢からシャトルバスの出ているサントリーの白州工場(ワイナリーじゃないじゃん)に行ってみることに。
一日目
横浜方面から東京駅は京浜東北線。かなり早朝の出発にはしたんだけど、平日ということもあって、それなりの混雑。東京駅に着いたら、まだお店なんかもあんまり開いてなくて……。とりあえず、開いてたお弁当屋さんで駅弁をゲットして乗車。「かがやき503号」は、東京を出発すると目的地長野までノンストップなもので、あっという間に長野に到着しました。
長野から以前、「 北信濃ワインバレー列車 」で利用した(以前の記事は こちら )「長野電鉄」に乗車して、一路、小布施へ。小布施ワイナリー(ドメーヌ・ソガ)に行くんです。
旧家をリノベーションした雰囲気のあるショップ、懐かしい日本庭園はそのまま、小布施ワイナリーの内部は撮影不可なので、中の写真はありませんが、7種の試飲(有料)をしてお店の方とお話して、ワインを2本買って帰りました。取扱いのある酒屋さんがうちの行動範囲の中にあるので、時折、ここのワインは入手しているんですが、ワイナリーでしか買えない品物もあります。試飲の結果、気に入ったものをクール宅急便で送ってもらうことにしました。さすがに旅初日でこの気候じゃ、ワインにもかわいそうだしね。
小布施の街は栗でも有名。小布施ワイナリーは駅から15分くらいは歩くけれど、市街地に戻れば、駅の向こうにお土産屋さんやカフェなどがいろいろとあります。栗のお菓子のお店や日本酒の蔵なども。
お味噌を買って、カフェでモンブランやケーキを紅茶といただいていたら、電車の時間になったので長野に戻りました。長野電鉄の運行、1時間に2~3本はあるんですが、停車駅によっては使えない便もあるので、余裕をみて早めの電車にしたんですが、長野で乗り継ぎの時間がいっぱいできちゃったので、もっと後の便にしてもよかったかも。とは言え、長野で立ち飲み(おやつ?)もできたし、お土産その他の買い物(服とか)もできたのでいっか。(地元産のチーズ、超マッチング!)
夕方、長野から予約していた特急しなので塩尻まで移動。以前、泊まった塩尻駅前のビジネスホテルに宿をとっていたので、夕食探しに放浪。街、一回りしたんですが、結局、駅のとこにある「ほっとしてざわ」という食堂に。グラスワインは五一と信濃。お店の方と同級生だそう。
体調がイマイチだったので薬膳がゆにしたけど、他のテーブルの人が食べてた山賊焼きもボリュームがあってよさそうだった。
二日目
いよいよ旅のメイン、ワイナリーのぶどう栽培サポーター。場所はメルシャンの桔梗が原ワイナリー。体力温存のため、行きの移動は地域振興バス(洗馬線)100円を利用。本日の作業は除葉作業とのこと。サポーターはこれで3回目で、場所は以前、笠懸の作業をしたのと同じ平出の畑(遺跡公園近く)。どの葉を残し、どの葉を取り除くのか、レクチャーを受けて作業開始です。
帰ってから作業の経験を活かし、うちの巨峰さんに除葉を施したけど、それまでの作業(芽かきなど)を施していない野生化したブドウだから、あんまり意味はないかも?
この日はサポーターの数も多く、熟練した常連さんもいたためか、作業は順調にはかどり、早めにワイナリーへ。簡単なワイナリーツアーと試飲で解散です。
早めに塩尻駅についたので、早めの電車で次の目的地に向かうことになりました。
塩尻駅から普通列車で小淵沢駅で途中下車に。ここから小海線に乗り換えて、清里に向かうんです。
小淵沢での乗り継ぎが3分くらいしかなく、改札を通る時間がなく、途中下車にするにはどうすれば良いのか迷いましたが、結局は小海線は車内での清算だったため、それほど問題にはなりませんでした。



3日目
小海線とサントリー白州工場行きのシャトルバスの待ち合わせがイマイチで、かなり早い出発にならざるを得なかったんですが、宿の人のお気遣いで早めの朝食にしていただいたので、余裕をもって出発。朝食はおいしい野菜たっぷりで大満足。前夜のレストランのメニューも生野菜たっぷり添えてあって、さすが高原野菜のメッカ?。
小淵沢駅で乗り換えて、サントリーの白州工場へ。入場には、何かしらのツアーを予約しておく必要があるのですが、旅程を組む際に、天然水づくりのツアー予約をしていたので、OK!
予約してからの数か月間で、工場見学やツアーにもいろいろ変更があったので、今後もチェックは必要かも?
テイスティングコーナーで、ハイボールなど飲んで待ってたら、ツアーの時間がきたので集合です。
博物館やショップがあるエリアから、バスに乗って天然水の工場へ。お水のこと、ペットボトルのこと、いろいろ知らない情報もあって、天然水の存在がいっそう身近になりました。工場ラインはメンテナンス中で動いてなく、映像での紹介になったのが、ちょっと残念でしたが、仕方ないですね。
シャトルバスで昼過ぎには小淵沢駅に戻ってこれるので、そこから山梨のワイナリーをまわろうかと計画してたのですが、さすがに疲れてたんで、予定変更して早めに帰ることに。小淵沢駅のお話しできる券売機で変更はできたのですが、(ただし、長蛇の列だった)直近の特急は満席で、一本くらい前の特急しか席が取れませんでした。もっとも、小淵沢駅で時間ができたので、お土産買ったり、前々から興味のあった駅そばを食べたりできたので、結果オーライ。私も山賊そば食べればよかったなー。
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