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三月の卒園を控え、森のわらべでは、イベント(行事ごと)が続きます。
今日は、学年ごとの横割り保育の日で、
写真の年中組(4〜5歳)は土岐川観察館へ。
来年度、年長「オオタカ組」になる子どもたちは、本物の「オオタカ」についてのお話を聞きに行きました。
冷たい雨の降る多治見でしたが子どもたちはカラフルなカッパを着て元気いっぱい。
夏に川でガサガサ探検(網で川の生き物を見つける)をさせて頂いた、多治見市土岐川観察館。説明をしてくれた富田さんは、日本野鳥の会の方で、鳥のスペシャリスト!(その割に、子どもたちからは蛇や亀の質問が多かった笑)
鳥だけでなく、土岐川の魚や亀、植物の写真など展示してある館内では、子どもたちの興味惹かれるものだらけ。
映像や写真を見ながらオオタカの説明を聞いた後は、たくさんの展示物を見るだけでなく、実際に触らせてくれました。
オオタカの仲間のツミやハイタカの剥製(富田さん作)、オオタカが食べた動物の骨(鳩の骨盤なんて初めて見た)、オオタカが獲物を食べる時にむしりとった羽(フクロウと鳩の羽の違いに大人がワクワク)、蛇の抜け殻、多治見で出た植物や貝の化石、鳥やネズミの巣。
名前や特性を知る前に、触れて、感じる。
硬い、つるつる、ふわふわ、尖ってて痛い、ザラザラ、脆い。
かわいい、怖い、かっこいい、うわー!(を表現する形容詞が見つからない)、好き、嫌な感じ…。
説明を聞きながら、時に説明そっちのけで、たくさんの感情が子ども達の指先から身体中に巡っていくのがわかる。
ごっこ遊びが大好きな女の子たちは、鳩とフクロウの羽を手にした瞬間、パタパタと鳥になってしまい、オオタカの声の録音を聞けば真似をはじめる(しかもそっくり!)。
ふと、昨年秋に、岐阜県立森林文化アカデミー受けた、スウェーデンの先生をお招きした講座「野外で授業 〜スウェーデン発・遊びながら野外で学ぼう〜」を思い出す。
算数や英語を森で学ぶプログラムの中で、まずは森にいる動物になりきる体験を子どもたちにしてもらう。実際にその動物の格好をして森の中を駆け回ったり、自分がなりきることで得られる視点や発見を大事にしている。
「さあ、なりきってみましょう」と言われなくても(言われないんだけども!)、もうすでにやってる姿にちょっと感動する私…。
質問もたくさん(しかも超変化球)…それでも、どんな質問にも子どもたちに合わせて一生懸命説明してくれる富田さん。
「鳥って世界に何匹いるんですか?」(世界に何種類、日本に何種類…と即答!)
「鳥の赤ちゃんの色は何で大きくなると変わるの?」(確かに不思議だねぇ!)「何で亀は臭いんですか?」(あんまり動かないからかな?)などなど・・・
今日は「知る」がメインになる活動だと思っていたけれど、たくさんの「感じる」時間を大切にしてもらえた、富田さんの素敵なインタープリテーション。
「知ることは感じることの半分も重要ではない」センス・オブ・ワンダーでそう書いたレイチェル・カーソンの言葉を思い出す。
こうした体験が、この先にある、もっと「知りたい」につながっていく。
普段あえて積極的に知識を教えない森のわらべ。年に一度こんなプログラムもやっています。
posted by 長谷川 絵里香
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