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2004.03.08
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カテゴリ: カテゴリ未分類
最近は1億総先生の時代になっているような気がします。

私も10数年企業研修の先生をしていますので感覚的にわかるのですが、日本人は勉強好きです。

それから、自分で勉強するよりも他人に教えてもらう方が好きなようです。

私は講師のトレーニングなども行なっているので、受講者を納得させるテクニックは当然知っています。

良い先生になるには相手に尊敬される存在になることから始めないといけません。(なんか宗教っぽいですが・・・)
まあ、宗教などの勧誘でも同じようなテクニックを使っています。

テクニックは簡単で、
・相手の潜在的な不安を募らせる
・相手を混乱させておいて、解決の道しるべを示してやる

というステップですすめていきます。

最初に、相手の不安を表面に出させるためには、質問すればよいのです。例えば「あなたが本当にやりたいことは何ですか?」などという質問を繰り返し相手の本心を掴みます。しかし同時に、それができていない自分に誰しも不安を感じます。
それに対して、私を信じることで、または、一生懸命に勉強することで幸福になれますということを信じさせるのです。

宗教では、信じてもらったゴールはお布施になります。
資格商法では、信じてもらったゴールは資格取得のためや教育の費用になります。

相手に質問を繰り返し、上手く質問に答えられない相手がいらだっているところに優しく微笑み「大丈夫ですよ」と伝えるという手法を使えば誰でも尊敬されます。

しかし、冷静に考えればそれだけでは、現状の問題解決にならないのです。やはり、解決先を明確に出してやることが必要になります。

一時期、コーチングというコミュニケーション手法が流行っていました。たしかに知っていれば上手くコミュニケーションできるテクニックですが、私は特別に資格を取るほどのものでもないと思っています。(市販本も沢山出ています)
私がコーチングに関しては最初におかしいな?と感じたのは、私が資格を取得しているかどうかということを勉強会の参加者や関係者がしきりに聞いてきた時です。
「私はたぶんあなたたちよりも随分昔からコーチングというコミュニケーション手法を知っているし、今まで自分でも使ってきました」「私はそのコミュニケーションテクニックを使って企業のコンサルティングを行なうという目的が明確です。そして、そのコンサルティングを行なうだけの専門性を持っています。ここにいらっしゃる方の専門性はコーチング以外の何なのでしょうか?」ということをお聞きしたことがあります。何のために勉強しているのか理解できなかったのです。

明確な回答は得ることができませんでしたが、資格を取得するには自分もコーチにつける必要がある。(5万円??)また、自分がコーチになる必要があるという説明にも????という疑問符が・・・。しかし最初に50万円近いお金を払った信仰者はせっせと勉強会を開いて自分の子供の獲得に走っています。

その一番上の親になるために、別の流派も出てきます。(笑)

この資格商法はネットワークビジネスに近いものを感じてしまいました。すべてがそうではありませんが、資格に関係するものはそう感じました。資格の効力もはっきりしません。

コーチング自体はぜんぜん悪いものではないと思っています。しかし、専門性が無い人は何をしてくれるのか全然わかりません。目的が無いコーチ(?)になってしまいます。
当社では、そのような資格に関係するコーチングを教えることはしないというポリシーを持っています。(当然ですが)

同じ質問を繰り返して相手に気づきを与えるというだけではお金は取れないでしょう。


最近ではコーチングの領域でも、専門性を持っているプロと単なる資格ホルダーとの違いが明確になってきています。
見る人の目も厳しくなってきているようです。

このように誰でも先生になることはできます。

しかし、純粋にお金(対価)をいただくためには、相手に質問するだけではなく、解決策まで提供してやらないとダメなのではないかと思っています。

プロの道は厳しいですが、簡単に商売につながるという仕組みを見せた方が誰しも夢を持ちますので広がるのは早いです。

だから資格商法は無くならないのでしょう。





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Last updated  2004.03.21 20:11:03


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