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2005.03.17
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カテゴリ: カテゴリ未分類
企業経営を考えた場合に、従業員というのは経営資源になります。

法的な言い方をすると、社員とは株主のことで、一般的に社員と呼ばれている人は従業員ということで区分されます。

最近のライブドアさんとニッポン放送さん、フジテレビさんの買収関連の報道を見ていると従来の社員=従業員という概念がやっと社員=株主、従業員=仕事の従事者という形で認識されはじめたような気がします。

ただ、人はモノではないので簡単に右左ということでは動きません。
感情もありますし、能力の問題もあります。

ニッポン放送の社員さんやフジテレビの社員さんの平均年収がいくら(平均1500万円)だということが週刊誌などでも盛んに書かれていますが、それだけ稼いでいるのであれば問題無いのではないかと思っています。

しかし、過去からの積み上げで慣例に従って昇給してきた結果がそのような形になり、経営を圧迫しているということであれば、人的コストが株主の利益を圧迫しているということになるので経営者としては人的コストのカットを株主のために行うということが考えられるのではないかと思います。

大手企業で経営的にも安定しているということであれば、このような高給を支払っていても経営的には問題無いのかもしれませんが、スタートアップ企業などではこのような形にはいきませんし、経営的に非常に厳しい状況にある中小企業でも資金繰りの関係でそうはいかないと思います。

ヒトという企業の経営資源は企業の活動資金も稼ぎだしますが、企業の運営資金を食っても行きます。



じっくり育てても、その経営資源は今から稼ぐという場面で辞めてしまうかもしれません。そのリスクは常に考えておく必要があります。

ヒトを育てるコストを最低限にして、早めに稼ぐことができるようにして会社に貢献できるような経営資源としていくということが各企業が考えていることになります。

会社と従業員の間には、考え方では大きな隔たりがあります。

利益を給料という形に変えてヒトに対して支給しつづけることを宿命付けられている会社は、給料を払うために売上至上主義にならないといけない部分があります。
それは、従業員のためという言い方もできます。

しかし、従業員にしてみれば会社は売上げや効率化ばかりを押し付けてきて、自分という人間のことを大切にしていないということにもなります。

ただ、一点、言えるのは、他の会社との比較などという相対的な給与比較ではなく、自分が会社に対して約束した最低限の売上(給料に見合った売上)をあげる能力がないと、会社に取ってはプロフィットを生み出すヒトではなく、コストを生み出すヒトになってしまうということです。

コストを生み出す経営資源になってしまうと経営状況が厳しくなった会社としては最初にコストカットする部分になります。

しかし、将来的にプロフィットを期待できるのであれば現在のコストは投資としてみることもできます。

今、会社に貢献できなくても将来的に期待できるような動きをする経営資源には経営者は投資するものです。

ヒトには感情があります。



ただ、その人は会社を大事にしているかどうかということも考えないといけないのではないかと思います。

会社を大事にするという意味を考えている従業員は、会社からモノとしては扱われないはずではないかと思います。





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Last updated  2005.03.26 08:12:24


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