森魚

森魚

2004/10/30
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 タッパーに詰め込みつつ、母の実家へ向かう私。
母の実家の庭には玉砂利が敷いてあり、小さい頃は滑ってよく転んだ。
大きくなってからは、あえて自分からすべり、小石を飛ばして
遊んだりしたりもした。おかげでガラスを割った事もある。
じいちゃんはけして怒らなかったけど、怒られないからなおさら
悪い事をしたな、と反省した事を覚えている。

家にはいとこたちが集まっていた。

テノヒラツチノコを見せようか見せまいか悩んでいたのだが、いとこの
なかでも年頃が一緒のやつを呼び「ちょっとだけな」といい

グッタリしている。いとこも気持悪がってややたじろいだ。

不思議に思い、タッパーを全開にし、つついてみる。

すると突然 ツチノコは中空に垂直に飛び上がり逃げ出そうとした。
あわてて、タッパーに入れようとする私。タッパーの蓋を空中に居る
ツチノコの上からかぶせるようにタッパーに封じこめようと試みる。
作戦は大成功!、と言いたいところだったが、蓋と、タッパーは
微妙なずれを生じその間に居るツチノコノわき腹はタッパーの縁に
ぶつかり、皮がめくれてしまった。「きゅーーーっ」という鳴き声を
だし、ツチノコは クタっ としてしまった。

まだ、生物学的にも認知されていない生物なのに、すでに弱らせてしまった事実
アカチンキを塗れば治るのか?とか、やはり この事実を公表し

逃がせば治るのか?など考えつつも、結局またもやタッパーに
詰め込んでしまったのだった。

ツチノコは弱っていく。ただひたすら弱っていく。

そんな夢を見たのだ。







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Last updated  2004/11/05 07:10:11 PM
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