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2010/08/07

ありえないってィ

カテゴリ：ドラマ・映画

夫は出張、生す子はクラブの合宿。
暫しの自由を満喫しております。

昨夜は仕事を早々に切り上げ、ひとり夜の街へ…。

『借りぐらしのアリエッティ』を観てきました。

これってどんな評判なのでしょうか？
『告白』とどちらにするか悩んで、『告白』は原作がとても良かったので
がっかりするのは嫌だなぁとアリエッティにしたわけです。
その映画に為に使った時間とお金を無駄にしたと後で思いたくなかった。

以下、ネタバレ。

とにかく、人間の物を少しだけ借りて床下で暮らしている小人の話
という設定がとても良かった。
それぞれのキャラクターも良かったですし、声とのマッチングも抜群でした。
特にアリエッティとお父さんが素敵でした。
映像は常に美しく絵画的で何度も「うわぁキレイ～」と思いましたし、
音響効果も素晴らしくて、大小だったりバランスだったり
映画の世界観をとても盛り上げていました。

あのお手伝いさんをちょっと意地悪にする必要性あったかしら？
意地悪する理由も表現されていなくて少なからず違和感アリでした。
男の子のことも、あんな大病じゃなくても良かったのでは？
明日心臓の手術するって言っていたような…途中うとうとしてしまったので違うかも…

一番言いたかった事。
なぜ借りぐらしのアリエッティが借りをしない？なぜ一度も！なぜ？なぜ？なぜ？
です。
うとうとしている間にガンガン借りをしていたのでしょうか？ナイナイ。。
宣伝でこれでもかと見せていたティッシュを借りようとするところが

借りぐらしをしている小人一家の一人娘アリエッティが、
借りデビューで人間に見られてしまい借りに失敗し、引っ越す引っ越さないという話ですよ。
唯一の獲物が、床に落ちていた待ち針を拾う、でした。

借りをするところがとにかく観たかったです。
あのストーリーは本当に本当に残念です。
借りじゃなくても、例えば、病気の男の子が突然庭で具合が悪くなっちゃって、
その男の子の部屋から薬を取ってくるとか、角砂糖が欲しいと言っていたお母さんのために
わずかでも粉砂糖を借りてくるとか…とか…。

とは言っても、時間とお金を無駄にしたとは思いませんでした。
私が借りぐらしにジブリに期待しすぎていたんだと思います。

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