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「出津集落からバスですぐのところに来たでちゅ」
なんだか高台に教会が見えるね?
「さっきガイドをしてくれた松川さんが大好きだっていう“黒崎教会”でちゅよ」
へ~!
「こちらの教会はとってもステンドグラスがキレイなんでちゅって」
そうなんだ。
それは楽しみだね!
そういうわけでやってきた黒崎教会。
しかしぼてぽてとなるは教会前でがっかりします。

「え~とでちゅね・・・」
なんです?
「残念なお知らせでちゅ。実は本日黒崎教会は葬儀ミサのために見学ができないそうでちゅ」
え~~~!!!
「ここは地元の人がお祈りする教会でちゅ。当然葬儀もあるんでちゅ」
そうだよね・・・。
でもすごいタイミングじゃない?
「そうでちゅよ。ある意味とても貴重でちゅよ。まさかこれから葬儀をするのにのぞき見するわけにはいかないでちゅからね」
せめて外見だけでも、と写真を撮っていると、先頭に大きな十字架の杖のようなものを持ったご遺族の列がやってきました。
そのあとをから棺が運ばれてきて、ぼてぽてたちはその様子を見守っていました。

「残念ながら中を見学することはできなかったんでちゅけど、黒崎教会がどんな教会かを紹介するでちゅね」
うん。
中は見えなくても、煉瓦造りと青い窓枠がとっても印象的な素敵な教会だね?
「そうでちゅね。こちらの教会は世界遺産ではないんでちゅけど、潜伏キリシタン関連遺産としては欠かせない教会でちゅよ」
なるほど。
「 1897 年にド・ロ神父の指導で敷地が造成されて、 1920 年に完成したんだそうでちゅ。外観は煉瓦造りで、内部はリブ・ウォールト天井造りになっていて、ステンドグラスが印象的だそうでちゅ」
見たかった・・・(:;)
「この窓は中から見たら素敵なステンドグラスなんでちゅね、きっと」

「黒崎教会の入口のマリア様、とっても素敵でちゅね」
本当。
信者さんを迎え入れてくれてる、そんな様子だね。
「本当に長崎にはいろいろな教会があるでちゅけど、一つとして同じ教会はないでちゅね」
その土地に似合う、素敵な教会ばかりだね。
「ぼてぽて、次は長崎の世界遺産の教会群の本丸にいくでちゅよ!」
え?本丸?
「ぼてぽてが何十年もずっとあこがれてた、あの教会でちゅよ!」
わお!いよいよかぁ(^^)
この黒崎教会を含む黒崎の集落、こちらも小説“沈黙”の舞台になった集落なんだそうです。というか、こちらがメインの舞台だとか。
静かで、祈りに包まれているような雰囲気の黒崎教会、今回中を見れなかったのはもしかしたら“またいらっしゃい”ってマリア様が言っているのかもしれませんね。
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