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今シーズンのユーロF3シリーズに、日本人ドライバーとして、小林可夢偉、平手晃平、中嶋一貴の3人が参戦することが発表されました。いずれも、TDP(トヨタ・ヤング・ドライバーズ・プログラム)の支援を受けてのものです。 「TDPドライバーの誰かがF1ドライバーになれるという保証はない。
しかし、TDPの目的の一つに、次世代のスタードライバーを探し、彼らの才能に最も適したシリーズで、一歩一歩才能を育てるというものがある。
2006年は、フランク・ペレラがGP2シリーズ、小林可夢偉と平手晃平、そして中嶋一貴の3人がF3ユーロシリーズ、2人のルーキードライバーがフォーミュラ・ルノーシリーズを戦うことになる。
トヨタは全力で彼らを支援する。そして、全てのレースファンにとって、今シーズントヨタを応援するまた新しい理由が加わることになる」
トヨタ、2006年ヤング・ドライバーズ・プログラム発表 より一部抜粋
平手晃平 は昨年に続いてのユーロF3参戦。昨年はシリーズ12位に終わっているだけに、今年はより上位でのリザルトを望みたいところです。チームはイギリスのマノー・モータースポーツに移籍して心機一転での再挑戦です。マノーモータースポーツは昨年のランキング4位。イギリスF3で99年00年03年とチャンピオンを獲得した実力あるチーム。昨年のドライバーであるLucas Tucci di はランキング3位を記録しています。参戦体制は十分。2005年の経験を生かして、小林、中嶋をリードしたいところでしょう。
小林可夢偉 は、2005年のフォーミュラルノー、イタリア及びユーロシリーズのWチャンピオンをひっさげてのステップアップ。所属はフランスのASMフォーミュラ3です。このチームから参戦できることはトヨタの強い期待が感じられますね。なにしろ昨年ルイス・ハミルトンを擁して、シリーズを席巻したチャンピオンチームです。メルセデスとの繋がりが強いこのチームにあえて加入させるということは、それだけの結果を期待しているということでしょう。トヨタの意気込みが感じられそうです。
中嶋一貴 は、全日本F3シリーズ2位からのユーロF3挑戦となります。こちらも所属は、平手晃平と同じマノーモータースポーツ。実力チームで、同じ日本人ドライバーがチームメイトという恵まれた環境での海外挑戦となります。もちろんチームメイトは最大のライバルでもありますが・・・。
かって、イギリスF3、フランスF3、ドイツF3で日本人チャンピオンがそろって誕生したことがありますが、2006年のユーロF3でこの3人がタイトル争いとなれば面白いのですが。さてどんな戦いぶりを見せてくれるか楽しみです。
PWRC(プロダクションカー世界ラリー選手権) には、新井敏弘、奴田原文雄 に続いて新たな日本人ドライバーの参戦が発表されています。もう一人の「タクマ」といわれる、 鎌田卓麻 です。
パナソニックのスポンサードを受けて、スバルチーム クオシスから3戦以上の参戦を予定しているとか。昨年は新井敏弘がチャンピオンを獲得したPWRCですが、奴田原文雄 も上位に進出してきています。しかし、ラリードライバーでは日本人の若手があまり出てきていませんでした。スポンサーなど資金的な問題が多きと思われますが、この鎌田卓麻のPCWRC挑戦が、後に続くドライバーに刺激を与えてくれることを望みます。
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