2016年12月04日
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テーマ: 3DCG作品(946)
カテゴリ: 図鑑
前回の妄想航空機図鑑は こちら



第27回は、可変戦闘機VF-43です


VF-43は、一般部隊の戦力不足を解決するために開発された、可変戦闘機である


可変戦闘機VF-43

一般部隊の戦力不足解決のためにいくつかの計画が立ち上げられた
そのうちの採用案のひとつが、既にロールアウトされた無人可変戦闘機QVF-104を開発したもので、並行して進められていたもうひとつの計画で開発されたのがVF-43である
主要拠点の防衛および防衛ラインの確保の任が中心に一般部隊では、特別作戦部隊に求められるような特別な機能は不要と判断し、不要な機構を排した内容が設計のコンセプトになっている
可変戦闘機VF-32の後継機種としての本機体ではあるが、迎撃でのドッグファイトに特化した内容になっており、航空機形態での垂直離着陸機構も含めた従来持っていた機能は大幅に削減されている

また、機体内の空いたスペースには、ハンドレット計画及び無人航空機開発で飛躍的に向上した技術力をフィードバックし、パイロットをサポートする操縦補助デバイス、火器管制システム、慣性制御デバイスが強化され搭載されている
特に、操縦、火器管制を統合したシステムはコクピットのパイロット後方に装備され、外観上のこの機体の特徴にもなっている
急ピッチで進む開発の中で、実証検証機YF-43(上)が製作され各種テストが進められた
その基本性能の高さから、多くの時間を要することなく、制式採用機VF-43(2段目)のロールアウトが実現し、配備が進んだ
VF-43はコクピットの換装システムが導入され、作戦用途によっては複座機(3段目)としても使用できる
また、練習機VT-43(下)も製作され、パイロットの育成プロセスも改善されている


ファイター(航空機形態)

垂直離着陸機構は無いが、短距離離着陸の性能は高く、更に多少の不整地でも離着陸できるランディングギア及び姿勢制御システムを持つ
コクピット後方の統合パイロットサポートデバイスは、単機の制御だけでなく部隊機との連携機能も持ち合わせており、部隊としての高度な作戦行動も可能としている


武装

ガンポッドは内蔵型になっているが、エアインテーク内のビームガトリング及びステルスを考慮した内装型のミサイルが装備され、航空機形態でも十分な火力を持つ




統合パイロットサポートデバイスは変形の制御も積極的に行うようになっている
慣性制御システムとリンクしての制御はドッグファイト時の変形をエースパイロット並に行い、その優位性を飛躍的に向上させている


バトロイド(ロボット形態)

従来機のVF-32とほぼ同等のサイズで、小型機に分類される
簡略化された変形機構により、フレームが露出する独特の外観を持っているが、構造がシンプルな分、その強度は向上している



YF-43

VF-32との比較テストでは、エンジンの出力にほとんど差がないのにもかかわらず、圧倒的な運動性能の差を見せた


VT-43

VF-43の練習機で、複座型になっている
それまでは、実機を基に訓練するケースが多かったが、パイロット育成もシステム化され、そのシステムが組み込まれた専用の機体となっている
このことで育成機関も短縮され、要員不足問題解決へ寄与している


センサー及びガンポッド

センサー(頭部)もシンプルな形状をしている
左から、YF-43、VF-43、VT-43のもの
VF-43のセンサーは1種しかなく、ビームガトリングも1門のものしかない
VT-43は武装を省いたもので、YF-43用の筺体を用いており、訓練用の補助記録装置も組み込まれる


制式配備されたVF-43

VF-43の導入に伴い、隊長以上のカスタマイズの規制が緩和された
パーソナルカラーを用いるパイロットも多く出てきている
このことは、パイロットのモチベーション向上につながっていると考えられている


新たに導入された一般部隊の主力機は生産性が高いことで、配備は急速に進んでいる
拠点防衛の戦力は大幅に向上した


そして、更に一般部隊の戦力強化の計画が進んでいた







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最終更新日  2016年12月04日 09時05分23秒


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