早稲田記録会


どうでもいいじゃないけど、特に気にしていなかった。
調整もしないで、普通に練習して、そのまま大会という感じだった。

前日に大学のグランドに練習に来ていた高校の先生に3本跳躍を見てもらった。
「2m10くらいは浮いてるよ。」と言われた。ビンゴ!!!
その後、「跳躍ドリルってどんなことをしますか?」と訪ねてみた。
今までは跳躍ドリルは前に跳んでいくものだと思っていたが、その先生に言わせると、「後傾をして踏み切ると、絶対に後ろに跳んでいくよ。後傾しても前に跳んで行ってるなら、後傾が出来ていないか、変な力を使って前に跳んでいるんだと思う。」と言われた。
「その通りだ!」と思った。
その意見を聞いて、自分の中にあった点と点がつながった。
理想の形が見えてきたのだ。

大会当日、水を買っていくのを忘れたので100%オレンジジュースしか手元に無かった。
試合中に飲み物がオレンジジュースだけだったから、かなり喉が甘ったるかった。

人数が少ないので、男子と女子の開始時間が同じだった。
女子は1人で男子が4人。
女子が最初に跳んで、その後に男子が跳んだ。
女の子はかなり高跳びが上手な子だった。
しっかりした助走にしっかりした踏み切り、だけどどこか納得のいかない雰囲気のある子だなと思った。
高さをよく覚えてないが170位の時に急に助走が乱れた。
ルーティーンもめちゃくちゃになり、明らかに今までと変わってしまった。
原因はいくつか思いついた。
1つ目は男子が見ていて、「早く終われよ」と思われているんじゃないかというプレッシャー。
2つ目は自己新記録の高さで跳べるのか?という不安がある。
3つ目は助走があっているかわからず、自信が無くなった。
この中で自分が助けてあげられることは、1つ目の男子からのプレッシャーを無くしてあげること。
1本目を落とした時に「がんばってください。きっと跳べますよ。」と声をかけてみた。
これがプラスに働いたか、マイナスに働いたかはわからないが、自分の出来るだけのことはやったつもりだ。
結局その高さで終わってしまった。
終わった後に自分から近づいていって、「最後の高さになってからルーティーンが崩れてましたよ。助走も直線助走がマークをオーバーしてましたよ。」と話しかけた。
少しビックリした様子だった。
この子とは、この子の友達が自分の友達だったこともあり、1回だけ連絡が来た。
しかし、話しかけたことがプラスだったかマイナスだったかは確かめていない。

自分の試合の話しに移ります。
2mの公式練習を2回やり、試合は2m、2m05,2m10,2m16と高さを上げていった。
公式練習の2回は2回とも落とした。
捻挫も気になっていて、思い切った踏み切りが出来なかった。
監督には「助走にスピードが無い。」と言われた。
そして、「2mは1本目で絶対に跳べ。」という指令を受けた。
2mの1本目は凄く緊張した。
絶対跳ばなければいけない高さだったので、勝負しながらも大切に跳んで無事、成功した。
2m05は正直、挑戦したくなかった。
跳べる保証もないし、絶対に跳べる自信も無かったからだ。
自分は2m10が跳びたかった。
しかし、監督と話し合い、「2m、205,2m10と跳んでいく」と決まったので2m05はパス出来なかった。
こんな状態なので2回落として、3回目で跳んだ。
しかも、バーは揺れまくっている状態だった。
3回目には「2m10に挑戦したい」という気持ちが「2m05は跳べないかもしれない」という気持ちを上回ったのでギリギリ跳ぶことが出来た。
2m10を跳ぶために神様がくれたチャンスなんだと思った。

2m10に高さが上がった時は、絶対に跳べると信じ込んでいた。
どこの宗教にも属さないが、神様が見方だと思っていた。
大学の神も近くにいたので心強かった。
2m10の1本目は下からバーに突っ込んでいって、頭でバーを落とした。
「なんだそりゃ」と思い、忘れたかったので、大学の神の所に行って「どうでしたか?」と聞いてみた。
「う~ん・・・バーの下から当たってるんだから飛び上がる角度がもう少し上がればいいんじゃない」とアドバイスをもらった。
神のアドバイスは当たっていようが、間違っていようが自分にとっては関係が無いのだ。
ただ、神のパワーをもらうために話しかけたのだ。
神のアドバイスを聞いてリラックスした所で跳ぼうと思っていたら、タイミング良く監督も来てくれて技術的な正しいアドバイスをしてくれた。
監督からは「しっかり跳べ」みたいなことは言っていないんだけど、そんな気持ちが伝わってきた。
神と話し、リラックスして1本目の悪い部分を忘れ、監督と話してしっかり集中して跳ぶことの出来た2本目で2m10を跳ぶことが出来た。
思わず興奮して400Hのスタートの準備が出来ていたのに叫びまくってしまった。(400Hのみなさんごめんなさい)
2m10を成功した時もバーがかなり揺れていた。
上がりながらバーに当たって、やばいと思って体をくねくねさせてギリギリを越えていった。
この日は本当に運が良かった。

インカレのA標準がいくつか知らなかったので、審判をしている学連の人に聞いて、「2m16だよ」と言われたので2m16にした。
さすがにあれだけ喜んだり、低空飛行の跳躍をしているようでは跳べない高さだった。

試合のあと、中学・高校と高跳びをやっていたS君に久しぶりに会った。
適当な世間話をして関カレで会おうと約束をして別れた。

帰り道で遅い昼飯を食べたのだが、気分が良かったこともあり、おごってしまった。2千円くらいだけど・・・

夕食は自己新記録とインカレ出場決定のお祝いで寿司とソバを食べた。
ファミレスだったが、自分の家族と従兄弟の合計7名での食事となった。

体調も万全でなく、調整もしていなく、前日まで試合の時間を知らないような大会でベストが跳べてしまったことがすごい自信になった。

今年は2m10以下の記録の大会を作らないように、全試合しっかり跳びます!!

© Rakuten Group, Inc.
Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: