阪神タイガース  われら猛虎党






新井よ待ってた!アニキがキツーイ歓迎「ええ猿芝居や」!

ユニホームは違っても師弟関係にあった2人。金本(左)は新井の阪神入りを待つ
 どこで泣く練習したんや!? 阪神・金本知憲外野手(39)が8日、FA移籍を決めた弟分・新井にキツーイ歓迎のメッセージだ。これもすべて“アニキ流”。それほど、タテジマでの最強コンビ結成が待ち遠しそうだった。


 辛辣なメッセージ、そしてバカにしたようなモノマネは、アニキの真心の裏返しだった。

 西宮市内の甲子園クラブハウスでのリハビリを終えると、金本はいきなり「つらいです…」と言いながら両手で目をこするポーズ。直前に映像で目にした弟分の号泣会見を“再現”してみせたのだ。

 「絶対に泣かない、言っとったのになあ…。どこで練習したんや? ええ猿芝居を見せてもらいましたわ」

 それはちょっと言い過ぎじゃないの、とも思える言葉の数々。知らない人が聞いたら、完全に新井をバカにしている、としか聞こえない。だが、これこそ“アニキ流”の心のこもった歓迎のメッセージだ。

 リハビリを続けていた金本は、球団関係者にそっとお願いした。「新井の会見って、ここで見られますか?」。自分と同じ道をたどり、広島からFA宣言して移籍の道を歩む後輩のことが気にならないはずがない。この日も新井の会見が行われる時間をインプットしていた。インターネットの動画サイトを食い入るように眺め続けていた、という。

 金本自身も5年前、苦渋の決断の末に広島から飛び出した。涙こそ流さなかったが、古巣に対する思いは今も強い。だから、新井の涙の最大の理解者は、実は金本なのかもしれない。

 次に新井と会うときはおそらくタテジマの仲間として。今から待ち遠しい。最強コンビが間もなくトラに誕生する。

若竹が鼻血ブートキャンプ!?ローテ入りへ執念の300球!

若竹は鼻血ブーでも300球を投げ切った
 鼻血がなんや! 来季3年目を迎える阪神・若竹竜士投手(20)が高知・安芸秋季キャンプの8日、途中で鼻血を出すアクシデントにも今キャンプ投手陣最多の300球を投げ込んだ。これも08年ローテ入りを目指す若虎の執念!?


 血管が破裂しそうな熱投だった。ブルペンに入って約2時間。若竹の投球数は290を過ぎていた。すると、本当に血が噴き出した。

 「グスン、グスン」と鼻をすする若竹。横で見つめる久保チーフ投手コーチは「おう、どうした? 風邪か?」。若虎は「いや、鼻血です…」と鼻に当てた右手指に目をやった。

 実は280球を過ぎたあたりで鼻血ブー。しかし、我慢しながら今キャンプ投手陣最多となる1日300球を“完投”した。若竹は「たぶん今までやってきた中で一番投げたと思います」と充実感に満ちていた。

 「きょうは専属コーチでしたね。何かをつかんでほしい。オレも負けない」と久保コーチ。期待を込めたマンツーマン指導だった。体重移動の仕方、腕を振る軌道など身ぶり手ぶりで伝えた。そして、すぐさまビデオで確認させた。

 「今までと違う(いいボールがいく)と実感できる」と若竹。来季のプロ初勝利へ、前進した一日となった。









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Last updated  2007年11月09日 16時13分03秒
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