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新佐久市の発足5周年を記念して、佐久市立近代美術館で「現代書道の父・比田井天来」展が開催され観にいきました。
天来は明治5年に佐久市協和で生まれました。
明治30年に26歳で上京、当時の書壇は、中国から大量の拓本がもたらされ、変革期を迎えていました。天来はいち早く「古典臨書」という方法によって新た筆法を編み出し、書のあり方を変え、現代の書の礎を築きました。
地元には天来記念館があります。
地元佐久市に残された名品をはじめ、40代、50代、傑作の多い60歳代の作品が年代ごとにわかりやすく展示され、
また、比田井天来がなくなる寸前の絶筆の書、
奥さん小琴さんとの合作の作品などがありました。
比田井天来 Wikipedia
比田井小琴 Wikipedia
比田井南谷 Wikipedia
比田井南谷は、お二人の次男で同じく書道家になっています。
長男は若いときに亡くなり、長男の形見のカメラで旅行に行ったときに写真を撮り、
写真と一緒に小琴さんの書いた滑らかなかな文字が美しく、綺麗な旅日記になっていました。
私は、書道は若いときから好きで、興味をもっていました。
しかし、書いている字が読めず、意味を理解しながら書かなくてはいけないと思っていましたが、脇に書いてある詩の説明を読んでいると、私の場合ですが、書体の美しさが二の次になってしまうので、
最近は内容を理解しなくても、全体の書の流れや墨継ぎなどに目を奪われ、筆法の美しさだけで楽しむようになりました。
今回は、過去最大の大展示会ですので、興味のある方は天来の書の世界にひたれることと思います。