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まいまいつぶろとはカタツムリのことです。
私の大好きな女優 高峰秀子の最初の随筆、まいまいつぶろが復刊されました。
松山善三、高峰秀子の養女になった斉藤明美氏による解説付きの本です。
左側にある小さい本が、創刊した まいまいつぶろ の本で、装幀、挿絵は高峰秀子が書いています。
たしか私の記憶では、昔、小学校の教科書に一部載り、話題になったことがありました。
新聞の広告欄で増刷で売れている本とのことで、すぐに本屋に行きましたが、
電話で調べて、在庫があれば、注文しますとのことなので、本屋の注文はやめて、
家に帰りamazonで検索すると、残りが少ないかったので、すぐに注文する。
翌日届きました。
2日間で読んでしまいました。その中で結婚までのお話が興味深く、
結婚当初あまり映画に出ていなくて現金がなかったが、川口松太郎先生から借りた話。
ウェディングドレスは、アメリカのお友達に送ってもらった。
簡単に短いドレスにしようと思っていたら、素晴らしいチュールとレースのウェディングドレスでした。
結婚式の時に持った花束は、白いカトレアとスズランの花だった。
本の一部からですが、
結婚式を終えたあと、私たちが腕を組んで、教会の扉のへ歩いて行こうとしたところ、報道の写真班の人が、二人で祭壇の前にたっているところへ、扉を蹴るように、大勢のキャメラを持った人たちが突進してきて、その光景は全くすごいとかいうのを通り越して正に恐ろしかった。
美しい花かごは倒れ、ローソクは揺れて、赤い絨毯は泥靴に踏まれて汚れ、私たちの結婚式を正に足蹴にされたような気がして心無い人達を憎んだ。逃げた。
私のチュールのすそは、めちゃめちゃに踏まれ、すずらん花はこぼれてやっと控室に逃げ込んだ。
自動車のなかにおしこまれ川口宅へ向かっている途中、破れたチュールと花のない花束を持って、本当に心寒い気持ちがした。
夜の小集会フランス料理やへ向かい、一人も欠席者なく楽しい始終和やかな時間を過ごし、昼間のさわぎもどこえやら、すっかりたのしく他愛なくこき下ろされたり、持ち上げられたりしては一緒に笑いころげて、先ずはめでたく結婚の日を終えたのであった。
で本は終わっている。
人気女優であって、報道陣の仕方は昔は節度がなかったのではないか、今は少しはよくなっているのではと思っている。
最後に斉藤明美氏の”高峰随筆”の原点 亡き母・高峰秀子に捧ぐ が書かれている。
高峰秀子氏が亡くなった時のことをブログで書いています。
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