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高峰秀子の本はほとんど読んだつもりでいたが、このような本があるとは知らなかった。
新聞に幻の名著、遂に復刊と載っていたので、新聞を切り抜き、急いで本屋へ走った。
しかしながらこちらの本屋では取り寄せることが出来ない。取り寄せるとしても日数がかかると言うので、いつものamazonでパソコンから申し込みをして取り寄せた。
すぐに本が届いた。早い。手数料が取られ定価より少し高いが、確実に届くので安心である。
この本は高峰秀子が32歳の時に市井に生きる12組の女性たちに、自ら望んでインタビューした貴重な座談集でである。
有名な人たちはだれもいない。彼女たちと同じ目線で語りあっている。
★アメリカから帰った原爆少女 ★芸者さん ★「親探し運動」で再会した親子
★産児調節運動者 ★希行会の女中さん ★灯台を守る人たち ★町の美容師さん
★撮影所の裏方さん ★セールスウーマン ★サーカスの女性たち ★ニコヨンさん
★日本を碧い眼でみる
高峰秀子の養女になった作家 斉藤明美さんのあとがきにいろいろ記述している。
高峰が松山善三と結婚して1年半の時に書いている。
著者の初の著作「巴里ひとりある記」 「まいまいつぶろ」に続き三冊目の本である。
座談会では登場する女性たちとは、高峰秀子ではなく、松山秀子として対等に話していて、学ぶことが多かったと語っている。
昔の女性の生き方がわかり時代の変化を感じる。読み応えのある本であった。
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