おかしなオバハンの育自日記

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2016.11.06
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カテゴリ: マメ知識
≪おかげさま≫


 このような会話は、以前はよく交わしていましたが、今では、ほとんど使われなくなり、死語に近くなってきています。

この会話は、「お元気ですか?」という問いかけに対して、「神様や周りの人のお世話によって元気に過ごしています」というような意味です。

つまり、自分の力だけでは生きていないということが、この「おかげさま」という言葉に含まれています。・・・

「愛」というのは、他者のことをお世話すると共に、他者からもお世話になることの意味も含まれています。

 もう少し、この「おかげさま」という言葉を見てみたいと思います。

漢字でこの「おかげさま」を書くと「御陰様」になります。

見てわかると思いますが、「陰」という言葉の前後に「御」と「様」という尊敬や丁寧を表す言葉があります。

「陰」という言葉だと、暗いイメージがあり、あまり良い意味では用いられません。

例えば「あの人には陰がある」というと、何かその人の内面に暗い部分があると意味になります。また「草葉の陰」というのは、死ぬということにもなります。

しかし、陰の前後に「御」と「様」がつくことによって、良い意味に変わります。

 ところで、この「陰」ですが、「陰」というのは、主となるものの後ろに隠れた存在です。

つまり、陰というのは、けっして目立たないということです。

陰が目立ってしまったらそれはもう「陰」ではなく「陽」となります。

「陽」となってしまったら、それは愛ではなくなります。

「愛」というのは、あくまでも他者のことを考え、思いやり、他者のペースに合わせて歩んでいくことです。

ということは、けっしてこちらの方が他者よりも目立ってしまったらいけないということです。



ある時には、自分の功績が評価されなかったり、無視されたりすることがあるでしょう。

それにもかかわらず、わたしたちは、愛し続けていく必要があるのです。

いわゆる「縁の下の力持ち」的な存在です。

このような存在になることもまた大切なことです。



 もう一度、この「おかげさま」という言葉を見直してみたらいかがでしょうか?

陰のように他者に寄り添い、陰からその人のことを見守っていく姿勢、この変に出しゃばらない姿勢も、わたしたちには求められていることです。

他者に対してどんな良いことをしたとしてもそれが余計なお世話になってしまったのでは、意味がありませんし、それでは、愛にはなりません。

その意味でも、もう一度、この「おかげさま」に含まれる意味をかみしめ、大切にしていくことが今の日本人に求められるのではないでしょうか?

 そして、この「おかげさま」という言葉を死語にするのではなく、これからも使い続けていくことが大切なように思います。

それも、ただ儀礼的にではなく、心の底から誰かのお世話(神様、他の人々、被造物)になっていることを感謝し、気づいていくことができたら、この世の中に「神の国」が実現していくことでしょう。(ネットより)





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Last updated  2016.11.07 00:00:42
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