「 (東京五輪を)パンデミックの所でやるのは普通ではない
」「 やるなら強い覚悟で
」と尾身会長の発言が注目です。
御用学者なだけにスルーするわけにもいかず、NHKがきっちりと報じているところがなんとも滑稽です。
当然、スガはおかんむりです。激怒しているとも。
このへんの事情がネットに上がっていました。
「黙らせろ」尾身会長の” 謀反” に菅首相が激怒 意地の張り合いで権力闘争が激化 (msn.com)
からです。
「『 黙らせろ。専門家の立場を踏み超え勘違いしている。首相にでもなったつもりなんじゃないか
』などと怒りを爆発させています。尾身会長を菅首相が最近、ひどく疎んじているのは間違いありません。もともと御用学者として側に置いていた尾身会長が謀反を起こし、自分の敵になったという意識が日に日に強くなっています」(政府関係者)
菅首相と尾身会長の対立が深まったのは 5
14
日
、延長される緊急事態宣言に北海道などを追加で含めるか、否かを協議した時だという。
「自らの決定を尾身会長にひっくり返され、顔を潰された感が強いです。今回の緊急事態宣言延長でもショッピングセンター協会などから陳情を受け、百貨店などの休業措置等の緩和を狙う菅首相と、集中的な強い措置継続が必要と主張する尾身会長ら専門家との間で攻防がありました。結果的に今回は菅首相が押し切る形となりましたが、緊急事態宣言期間は延長しながらも措置は緩和する、というチグハグな判断となりました」(同前)
「 尾身会長は元々、医師や感染症の研究者としての評価が高いというより、むしろ WHO
などで権力ゲームを渡り歩いてきた人です。
政府が約 1
年前に専門家会議を廃止して、新たに分科会を立ち上げた時、尾身さんは 政府の方針を追従する専門家
としての役回りを演じきり、専門家会議副会長から分科会トップに昇格しました。五輪に関する発言は、専門家としてまっとうなお考えなのですが、『五輪についての明確なビジョンがない』とより踏み込んだ発言が最近、目立っています。自分を『国を守るリーダー』のように少し思い込んでいる節も感じられます。そういう意味でどっちもどっちです。」
(官邸周辺者)
尾身会長は国会で 6
月 4
日、東京五輪開催につい自身の考え方を近く示す方針を明らかにした。だが、田村憲久厚生労働相は「自主的な研究の成果の発表という形で受け止めさせていただく」とスル ―
した。菅首相に近い自民党の国会議員はこう語る。
「菅首相が絶対に東京五輪開催と舵を切っている時、尾身先生は何を言うんだ。何のための分科会なんだ、という思いです。田村厚労相は『専門家に引っ張られるな』と菅首相に叱責され、萎縮している。『今回の尾身発言で東京五輪・パラ中止という世論の流れにならないか、心配だ』と首相は周囲に愚痴っています」
「今回ばかりは菅首相の怒りがすごい。『 これ以上、厳しい意見が続くと分科会を開かせない
』とストップがかかる危惧も出ています。首相の頭の中には、東京五輪を大成功させて、自民党総裁選でも勝って続投を決める。その勢いで衆院解散して、勝利というイメージであふれている。そこに誰も口をはさむことができません。『野球もサッカーも、クラスターは出てないじゃないか』『専門性ある意見を聞くためであって、五輪開催はこっちで決めるんだ』と菅首相はよく言っています。だが、五輪をやったはいいが、感染拡大となれば、菅政権は退陣でしょう。勝負をかけるのはいいが、国民まで巻き込んでさすがにやばくないか、と党内でも心配する声が聞かれます」(自民党幹部)
コロナの対応をめぐっては、トランプとファウチの関係を思い出します。
ようやく、日本の専門家も権力に忖度することなくものを言うようになったかと思うのは早計?
案外、尾身の事ですから、スガに見切りをつけて自己保身を図ろうという魂胆かもしれません。
分科会とは別に専門家が集まって毎日のように非公式の会合を開いているというのは、
スガは分科会を疎んじているという事情があったのですね。
いずれにしても、オリンピックにともなう人流拡大の抑制は急務です。
新聞の投書欄に、オリパラ終了まで 緊急事態宣言延長
をという提言が載っていました。
中止しないなら、それもありでしょう。
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