体調のすぐれない和尚が診察に訪れた医者から「てんしき」があるかないかを聞かれる。和尚は知ったかぶりをしてその場をごまかし、あとで小僧を呼んで近所に「てんしき」を調べに行かせる。だれもが知ったかぶりをしたため、はっきりしたことを聞き出せない小僧は最後に医者を訪ね「てんしき(転失気)」とは屁 (
)
のことだと聞かされる。
小僧は、和尚に「てんしき」とは盃のことと偽りを伝える。医者の往診の折、宝物の盃を見てもらおうと小僧に「てんしき」を持ってくるように命じた和尚がとんちんかんなやりとりの末、真相を知るというもの。
話し方が硬く、笑いもいまひとつでした。
中入り後の色物は、漫才の 母心
でした。
コロナで出番がなかったのと、いきなりの大拍手で面食らったのか最初はとちり気味でしたが、
すぐに慣れてお得意の 歌舞伎ネタ
で、ステージを動き回って大笑いさせていました。
キャリア16年で、 笑点
にも出演したことがある実力派だそうです。
ヤジも飛ばず、暖かい拍手でいっぱいでした。
女装の方が、太田光に似ていました。
夜這い
の話と お酒
の噺でした。
ある大店の主人は口入屋にまたしても女中をとお願いをする。 しかし今回は男が寄り付かないないような不器量な女をとの希望を出した。なぜなら、これまで若い女中をおいても、長続きがしない。お店の男達から口説かれ、何十人もの男達から夜這いを申し込まれるうちに怖くなって逃げ出してしまうからだ。
そして今回紹介されやってきた女中は、歳はやや上だがなかなか利口な女。
今回は大丈夫ですと言われたものの不安な主人。
主人の心配は的中のようで、年増であろうと器量のいい人当たりもいい女。若い男達がほっておく訳もなく、すっと台所に忍び込み口説き始める奴が大勢現れる。人当たりのいい女ですから、口説いた男どもはみんな自分に落ちたと思い込んでる始末。。
台所の上に中二階があり、そこの女中部屋で女は休むのだが、寝る時は猿梯子という軽い梯子を二階へと引き上げるのです。すると男達は上へ上がれず夜這いが出来ない為、安心して寝れるという訳です。
しかし男達はお互いけん制しながらも抜け駆けしてやろうと密かに企んでいます。
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いつも酒を飲みすぎてしまう商家の旦那と若旦那。
酒を飲みすぎては失敗して後悔ばかりしている。さすがにこれではいけないと、親子ともども酒を断つことを誓う
数日後、若旦那が外回りに出かけたのを見送った後、どうしても酒が飲みたくなる
旦那 :
「寒気がするから何かこう 温まるものはないかな?」
女房 :
「熱いお茶でもいれましょうか?」
旦那はなんとか酒を出させようとするが女房もせっかく親子で誓った禁酒なので、約束を守らせようとなかなか首を縦には振らない
あきらめの悪い旦那に「一杯だけ」と懇願されてとうとう折れてしまう。久しぶりの酒が身体にしみわたるようで そのうまいことうまいこと
「もう一杯」「掛け付け三杯だ」と理屈をこねて杯を重ねているうちにとうとう完全に酔っぱらってしまった。
さて、この噺の演目は?
続きます。
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