三鷹、聞いたか、吉祥寺、二子玉川 and Shibata

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2023.04.12
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「アベノアプリ」失敗の陰に不透明な税金の流れと委託企業

公開日: 2020/06/26  更新日: 2020/06/26 

今月19日に厚生労働省がリリースした「 新型コロナウイルス 感染確認アプリ」が、早くも頓挫している。国民の6割以上が利用すると感染拡大を防ぐ効果があるとされているが、6日間でのダウンロード数は419万。日本の人口のたった3%だ。しかも、スタート早々、 次々に不具合 が見つかり、加藤厚労相は23日の会見で、1週間後に修正版を出すと説明する始末だ。

通称「アベノアプリ」は、陽性者と近づいた回数が毎日通知される仕組みだ。しかし、陽性者と接触した 件数 が数字で表示されるのみで、いつ、どこで、どの陽性者と接触したのか、時間や場所はわからない。しかも、アプリ利用者が感染した場合、「感染した」と登録するかどうかは陽性者の任意となっているので、感染者が自主的に登録しなければ機能しない仕組みとなっている。不具合も多く、現在はメイン機能である1日1回の通知すらされない状態だ。

ダウンロードした人からは、「起動してもすぐに落ちる」「Bluetoothを付けっぱなしで電池の減りが早い」「アベノマスクみたいに無駄」といった声が寄せられている。

問題は機能面だけではない。総務省の「令和元年度版情報通信白書」によると、日本のスマホ保有率は64・7%だ。つまり、国民の6割以上に普及させるには、 スマホを持つ国民ほぼ全員のダウンロードが最低条件 となる。

 ITジャーナリストの井上トシユキ氏はこう分析する。

「陽性者は、恥ずかしさや申し訳なさから、自分が陽性者だと他人に知られたくない。そんな人がわざわざ登録するわけがないし、 そもそも登録を個人の裁量に任せている時点でアウト 。何かしなければと焦った政府が見切り発車しただけの使えないアプリだ」

アベノアプリの予算について厚労省に問い合わせると、「担当の部署がないため答えられない。専用窓口がない理由も言えない」と回答。厚労省がアプリの工程管理を委託した、パーソルプロセス&テクノロジーの親会社パーソルホールディングスにも問い合わせたが、「必要な場合のみ回答する」との対応で、期限内の回答は得られなかった。

 アベノマスクに続き、ムダな施策によって、不透明な税金の使い道と委託先企業が浮かび上がってきた。



接触確認“アベノアプリ”は登録 6% ドブに捨てた血税 1 億円

公開日: 2020/07/29  更新日: 2020/07/29 

「アベノアプリ」が頭打ちだ。 コロナ接触確認アプリ「 COCOA 」の運用開始から1カ月余り 。国民の6割以上が利用しなければ感染防止効果はないとされるが、22日時点でのダウンロード数は 797 万件にとどまる。6割どころか、国民の6%しか登録していないのだ。

厚労省は、コロナ陽性者と接触した可能性が分かるのがメリットだと言うが、陽性者で登録しているのは、同日時点でたった 38 件。もはや接触を知る方が難しい。

そもそも、このアプリはボランティアのエンジニアやデザイナーたちが自主的に開発し、無償で政府に提供したもの。しかし政府は、開発までの全体の工程管理という名目で民間企業へ委託。人材業界大手パーソルHD系列の「 パーソルプロセス&テクノロジー 」が受注した。同社によると、委託料は 9460 万円。さらに、一部事業は同社から、日本マイクロソフトと、ITコンサルタント会社 FIXER に再委託されている。

■ランニングコストにまだまだかかる

しかし、費用はこれだけでは済まなさそうだ。なぜなら今後もアプリの運用には保守・管理コストがかかる。開発費用よりも、このランニングコストの方が割高になるケースは珍しくない。運用開始以来、不具合が多いアベノアプリ。長引くコロナ禍でアプリを運用し続ければ、その分コストはかさむだろう。

すでに1億円近い 税金 が投じられているが、ランニングコストも含めた総額はいくらになるのか。前出のパーソルプロセス&テクノロジーに問い合わせると、「契約内容に関わるため答えられない」とのこと。 原資は血税にもかかわらず、国民は総予算を知る由もない のか。

ダウンロード数の伸びも見込めず、さらには不具合が続出するポンコツ――。血税タレ流しアプリの運用は早くも限界にきている。






運用当初の記事ですが、加藤厚労大臣が改善を約束したものの不具合はなおらず、いつの間にか使われなくなりました。
ギブアップ宣言をしたような、しなかったようなです。
検索しましたが、アベノアプリに関するめぼしい記事は見つけられませんでした。

台湾がIT先進国として注目されたのに対して、対照的でした。
日本の後進国ぶりが白日の下になりました。

我が家では、このアプリを入れた愛方のスマホが陽性者との接触を知らせてきて、ひと騒動でした。







このほかにも、患者情報入力システム(ハーシス)の不具合やワクチン開発で大きな後れを取っていることなども
明らかになった新型コロナ騒動でした。

ネット右翼は当初風邪みたいなものと言っていましたが、最後は死亡者が欧米よりも少ないと居直る始末です。


          日本              世界
感染者数:  33,469,149      762,200,405
死亡者数:      73,953        6,893,177
(4月11日 14:46)


この大災害対応の問題点を洗い出して総括することが、今後のためにも必要でしょう。



参考:

コロナ接触追跡「アベノアプリ」が始まる前から失敗間違いなしの理由 | Close Up | ダイヤモンド・オンライン (diamond.jp)






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Last updated  2023.04.12 12:00:11
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