人気コミックを原作とするドラマ「
法の庭
」が 2007
年 8
月 17
日 21
時から、
フジテレビ
系で放送される。主演は映画「フラガール」で貫禄のある演技をみせた松雪泰子で、初の検事役にチャレンジする。
検事の天海(松雪)、弁護士の小泉(山口智充)、判事の田所(吉田栄作)が、法廷を舞台に三者三様の思いをぶつけ合う人間ドラマだ。
学生時代を共に過ごして三角関係にあった 3
人の男女が、 30
代半ばを過ぎた今、法廷で被告を裁きながら、自らの生き方を問われていく。
松雪泰子、初の検事役に挑戦 ドラマ「法の庭」: J-CAST テレビウォッチ【全文表示】
天海杏子(松雪泰子)は連戦連勝。女性検事としてその手腕を評価されている。
現在は、強盗を殺害した主婦・藤田直子(藤田朋子)の公判を担当。杏子は、殺害されたホストと直子の間には男女の関係があったと確信。正当防衛を主張する弁護人・横山(伊武雅刀)に真っ向勝負を挑んでいた。同期の弁護士で横山の部下の小泉(山口智充)は、杏子の家庭の暗い過去を思い、今回の件とその過去を重ね合わせていたようにも見える杏子の暴走を心配する。
そんな中、新たな案件が杏子のもとに持ち込まれた。しかも、今回の相手の弁護士は小泉。そして判事は、やはり同期で杏子のかつての恋人の田所(吉田栄作)だという。法のもとに集いながら、道を分けた三人の仲間が奇しくも顔を揃えることとなった。
杏子は検事としてのプライドを胸に、意を決し運命の法廷へと立ったのだったが、そこで衝撃の事実を知る!?
ドラマスペシャル『法の庭』は、サスペンスドラマでも法廷ドラマでもありません。学生時代を共に過ごし、 30 代半ばを過ぎた 3 人の男女が、その生き様を問われる、少しホロ苦い 中年青春グラフィティ でした。
原作はヤングジャンプで連載されていた同名漫画だそうです。
大学の法学部で共に学んだ 3
人が、それぞれ検事、弁護士、判事となり、 10
年後法廷で再会するお話です。
正義とは何か、真実とは何か、について語り合った学生時代を思いながら、現在の自分の姿・生き方を見つめるというお話。
上記のように法廷ドラマではありませんでした。
このドラマ、最後は、小泉は事務所を辞め独立。判事の職を失った田所も弁護士になり、小泉の事務所で働くことになります。天海は 1
件目の事件の後辞表を出していたのですが、辞めずに検事として働き続けます。
結局、何があろうがなかろうが、人は前を向いて生きていくしかないのかな、と。その途中で誰かを泣かしたり傷付けたり、いろんな罪(法律上の罪だけでなく)を犯しながら、でもやっぱり前に進むしかなくて。
自分が傷付けてきた誰かのことを思い出しながら、彼らに申し訳なく思いながらも、やっぱり自分の人生を生きていかなければならなくて。
そんなことをあれこれ考えながら、自分のことを省みながら、最後には涙してしまいました。
代半ばを迎え人生に迷いを覚える彼らの姿に、胸が詰まりました。
“ 少しホロ苦い中年青春グラフィティ ”
年を重ねていくほど、青春は眩しくてしょっぱくなっていくのかな。。
ドラマ『法の庭』 – 15years (amamik.bitter.jp)
終りに見た街 2024年 2024.09.26 コメント(2)
ドキュメントJ お寺と戦争と私 2024.08.14 コメント(2)
戦艦大和 封印された写真 ETV特集 2024.08.11 コメント(2)