MTB & Stream World

2005/02/07
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テーマ: 自転車(13592)
カテゴリ: 走行記
約1週間、雪の影響で山から遠ざかってしまっていた。
家の周りにはまだ残雪がかなり目立っていたので
シングルトラックのコンディションが気掛かりなまま出発した。

気温はマイナス2℃。

どのルートを走るか迷いながら車を走らせる。
というか、まともに走ることが出来るかどうかさえ分からない。

目的地周辺の景色は薄暗い中ではあるが残雪は少なそうだ。
しかし、シングルトラックの状態までは判断できない。

迷った結果、シングルトラックを登り、同じ道を下って戻るルートを選択した。

もし、雪が深く残っているようなら引き返せばいい・・・。
そんな思いでシングルトラックをバイクを押して登り始める。

どうやら雪の影響はほとんど無さそうだ。
そう思うと嬉しくなり登りの辛さも軽減された。

しばらく登った所で落ち着いて周りを見渡し一息入れる。
所々に残った雪が保冷材の役目を果たし立ち止まると寒さを思い出す。
そして、風に揺れる木々が「これ以上先へ進むな」と
訴えているように感じたので引き返す事にした。

すると辛かった登りは極楽の下りに豹変した。
しかし、登ると長い坂も下れば一瞬。
あっという間に分岐点へ到着し、先週発見した新ルートへと向かう。


途中4回ほど”ガツン”と下るポイントがあるが
最後のポイントはかなり道が掘れてしまって上手く下れない。

シングルトラックには一部の心無いライダーたちのハードな
ブレーキングのせいで深く掘れてしまっている箇所が多く見られる。

シングルトラックはMTBが楽しむだけの場所ではない。

みんなが共有している場所なのである。

以前、シングルトラックのある山の近くに住む住民の方と話しをした事があるが
マナーを守れないMTBライダーにうんざりといった様子だった。

それでも、一方的にMTBを拒否してるわけではなく
ルールさえ守れば受け入れてもらえる様子でもあった。

MTB、ハイカー、自然、住民などの生態系が崩れれば
自分達の遊び場を失う事になる・・・それは絶対に避けなければいけない。

そんな事を思いながら雪解け後のぬかるんだ道をやさしく走った。
それでも、やっぱり山は楽しく、癒しを与えてくれた。

いつまでもマウンテンバイクが自然と共存出来ますように・・・。





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Last updated  2005/02/07 08:56:47 PM
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