今日は冬至
私の散歩道は
コナラやミズナラの枯黄色の葉がはらはらと
曇天の冬空を背に舞い落ちる

(コナラの雑木林の冬もみじ)
ドウダンツツジの真っ赤な葉は
一層濃い赤茶の葉となって、
まばらに、まだ木にしがみつき
冬木立の散歩道でふるえてた。
(枯ススキとユキヤナギの枯れた紅葉の土手)
今年は春からずっと曇りや雨が多くて、日照時間が記録的に少ない一年となった。
今日は冬至だというのに、
暖かな低気圧が周期的に西からやって来て
雨を降らし、去っていく。
冬らしからぬこの異常が初夏に咲く花をもう咲かせている
ヒメジョオン(姫女苑)

初夏のヒメジョオンに比べると
背丈は低く花も小さい。
花びらの色も淡い紫色となって
咲いているものもある
私の散歩道。
タンポポも
短い花茎から、
地に這うようにして咲いている
俳句には「冬たんぽぽ」という季語があるので
日本の冬には昔からタンポポの花が咲いていたのかしら。
黒土はやさしき土よ冬たんぽぽ 中村 明子
そして、ノジスミレ(野路菫)も
こんなに小さな花をつけている。
春には、同じ場所に、このノジスミレは、
こんな花を咲かせていた。
舗装された道端から、駐車場の石ころの土からも
たくましく芽をだして、
誰からも気付かれる事もなく
夏草と一緒に刈り取られても
へこたれることなく
芽をだして、葉を茂らせて
暖かな冬至の日にも
小さな花を咲かせた、
ノジスミレ
そして、「冬すみれ」という季語もある。
石垣のあいまに冬のすみれかな 室生 犀星
しかし、この俳句に歌われた
「冬たんぽぽ」や「冬すみれ」は
暖かな冬の陽だまりに、
ひよっこりと咲いていた
出合いの感動ではなかったか。
木枯らし吹く、厳しい寒さのなかに、
冬木立の灰色の冬景色に
一輪、二輪と咲いている、
ほっとなごむ暖かさ。
そんな感動が
冬たんぽぽや冬すみれにあったに違いない。
私の散歩道の
このヒメジョオンやタンポポやノジスミレは
だらだらと四季のけじめ無く続く
異常天候のなかで、
メリハリなく、なんとなく遅れ咲く夏の花。
至る所に咲いている、
狂った花たち。
冬紅葉でまばらになった明るい雑木林に

濃いみどりの葉っぱでほの暗い空間に
ほのかにピンクかかった白い花びらが乱れて
咲き競っているサザンカ花。
私の散歩道は
冬と春と夏が入り乱れて
冬至を迎えた。
厳しい冬はやって来るだろうか。
いのちが力を蓄え眠る冬は来るか。
母の日の贈物(赤いアジサイ) 2021.05.09
第70回全国植樹祭 2019.06.01
PR
キーワードサーチ
カテゴリ
フリーページ
コメント新着