2007年01月09日
テーマ： エッチで恥ずかしい話好き！(0)
カテゴリ： その他の話
おつまみが次々と運ばれてきた。
お酒を飲む時、あまり食べないという方も多いとは思うが
さくら達はしっかり食事も取る派なのでテーブルはすぐに
おつまみでいっぱいになった。
現地調達するなんて威勢のいい事を言っているが、特に
計画があった訳では無い。
だいたいクリスマス当日に男性だけで４人以上で飲んでいる
グループを見つける事すら難しいと思っていた。
店内を見ると男性だけのグループがすでに３組ほどいた。
「けっこう寂しい人、多いね～。」
そんな事をみんなで言いながら笑っていた。
実際、この日は月曜日だったので仕事帰りに飲みに来ている
人がほとんどだろうと思った。
結局、特に行動も起こさないまま時間だけが過ぎて行った。
みんなのお酒も進み、だんだん現地調達の計画がどうでも
よくなってきた頃ちょっとしたハプニングがあった。
テーブルにグラスが運ばれてきた。
なぜか６つ。
多少酔っていたが、数が合わない事ぐらいは理解出来る。
していなかったので店員さんに声をかけた。
運ぶテーブルを間違えた事がすぐに分かった。
店側は、一度他のお客さんに出してしまったお酒をそのまま
別のお客さんに出すのは気が引けたようで、迷惑でなければ
どうぞと言ってそのままお酒を置いていった。
今からビールを６杯も飲めるような状態ではなかった。
「お腹いっぱいでビールはもう無理。」
そんな会話をしていたら、元々このビールを頼んだ人達に
聞こえたらしく、一人の男性が近付いてきて
「じゃあ僕達が飲みましょうか？」
と声をかけて来た。
思わず、間違えてお酒を運んできた店員さんにお礼を言いに
行きたくなる瞬間でした（笑）
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