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2007年08月10日
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テーマ: 相撲(2072)
カテゴリ: 何かヘンだぞ
最近のニュースの中で私を最も苛立たせるもののひとつに、例の朝青龍についての報道がある。

彼がケガを理由に巡業を回避し、その間モンゴルに帰って平気でサッカーに興じていたというのが発端らしいが、
まあそれそのものについては確かに弁解の余地は無いだろう。
その代償として課された「2場所連続休業」というペナルティも、
まあ議論の余地はあるかもしれないが、ある意味しょうがないことなのかもしれない。

ただ問題はその先で、『急性ストレス障害』というれっきとした病気持ちの朝青龍に対して、
相撲協会はモンゴル帰国を認めないという。
そして私の見る限り、世論もほぼこれに同調しているように見える。

しかしどうせ2場所も出られないのなら、

彼は病気なんだから、興行に支障を来たさない以上、
本人が最も望むやり方で治療をすることのどこがいけないのだろう?
他のスポーツだったら、そんなことを言う協会のおエライ方など、まずいないだろう。
相撲協会が彼を日本に縛りつける意図が、どうも私には分からない。

「横綱だからこそ、他の者に示しがつかない」ということか。
確かに横綱には、それにふさわしい技量と品格が必要になる、それは私にも分かる。
しかしいまどき品格のカケラも無くなった現代日本人が、
横綱にだけ「品格」を求めるもの筋違いじゃないだろうか?
自分たちが失ったものを相撲取りに求めることで、
何とか日本人としてのアイデンティティーを保とうとしているんじゃないだろうか?

ましてや朝青龍や、新横綱の白鵬は異国の人だ。

と誤解することだろう(笑)。

彼らは自ら望んでこの世界に入って来た、だから一から十まで日本のしきたりに合わせてもらう、
お前たちが何を考えているかなど、日本人の知ったこっちゃ無い、
そりゃ言われてみればそうかもしれない。
しかしここまで外国人力士が増えてきた昨今の現状を考えると、


遠い異国からやってきて、通訳もいない異文化の中で、食事も格好も日本流にさせられ、
時には同門のイジメなどにも遭ったであろう。
いやなら辞めていけばいいだけのことなのだが、それでも歯を食いしばって耐えに耐えて闘い続ける、
そんな彼らに対し、日本人はすべからく敬意を払うべきではないかと思う。
そして同時に彼らのメンタリティを少しでも理解してあげられるような、そういう気持ちを持ちたいものだと思う。

スポーツ全体が国際的にボーダーレスになってきている以上、相撲だけが特別でいられる道理は無いと思う。
もしここまで私が書いてきたことに対して、相撲協会あたりが、
「伝統」やら「品格」などという言葉を持ち出して「トンデモナイ!」などと反論するのであれば、
むしろ即刻大相撲から外国人を締め出すようにするべきではないだろうか。





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最終更新日  2007年08月10日 17時53分05秒
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こんにちは。  
きらり510  さん



また、拝見しに来ます。

(2007年08月10日 18時26分11秒)

Re:外国人力士について(08/10)  
如水亭  さん
この問題は、結局、日本国の国技である「大相撲・角界」の在り方に基因していると思うのです。

大相撲は、空手、柔道その他の格闘技とは違い、国技です。

日本相撲協会という組織は絶対的であり、だからこそ「横綱」は絶対的であり、手厚く守られてもいるわけです。

これが、プロレスなどの格闘技のチャンピオンと、絶対的に違うところだと思うのです。

大相撲には、様々な細かい規則があり、角界人たる者はそれらを遵守することが義務であるとともに誇りであり、ソレゆえにこそ大相撲は大相撲たりえてこれたのです。

今回、朝青龍には横綱としての志がないことがハッキリしたと思うのです。

その世界の恩恵に浴してきながら、その世界に対して忠誠心のない者は、その世界から追われてもしかたないと考えます。
(2007年08月10日 19時03分45秒)

Re:外国人力士について(08/10)  
magomago55  さん
まず、朝青龍の病名なのですが、これがどうも?なんですよ。彼は意外に気が小さいとは聞きますが、私にいわせれば、その病名だけはないでしょ?と思うんですよね(笑)。今回の相撲協会のペナルティーには、「いやなら、辞めてもらってけっこう」の意図がミエミエです。しかし、ここまで放任した責任は親方衆にもある。一人横綱だから見逃してきたが、ここに来て白鵬が昇進したから、急に毅然とするのも少々大人気ないように思う。

結局、朝青龍は過去を反省して協会に従うか、又は、かつての北尾と同様の道を選ぶのか、ふたつにひとつ。選ぶ自由は彼にある。 (2007年08月10日 21時32分52秒)

Re:こんにちは。(08/10)  
きらり510さん、こんにちは。

>大変、参考になりました
>また、拝見しに来ます。

よろしくお願いいたします。

(2007年08月11日 15時07分35秒)

Re[1]:外国人力士について(08/10)  
如水亭さん、こんにちは。

>大相撲は、空手、柔道その他の格闘技とは違い、国技です。
>日本相撲協会という組織は絶対的であり、だからこそ「横綱」は絶対的であり、手厚く守られてもいるわけです。
>これが、プロレスなどの格闘技のチャンピオンと、絶対的に違うところだと思うのです。
>大相撲には、様々な細かい規則があり、角界人たる者はそれらを遵守することが義務であるとともに誇りであり、ソレゆえにこそ大相撲は大相撲たりえてこれたのです。

懇切丁寧に解説していただき、ありがとうございます。
いろいろ勉強になりました。

大相撲・角界が今日までどういった形で発展継承されてきたか、その重みを知るところから始まる事なのかもしれませんが、それが正しく伝わっているのかどうか、疑問に思うようなところもありますね。
今のメディアの取り上げ方を見ても、完全にいちスポーツとしての扱いですし、ましてやワイドショーネタとして、面白おかしく取り上げられることも多くなっています。

そういった諸々のことが、大相撲の大相撲たる権威を失わさせている原因なのかもしれませんね。

(2007年08月11日 15時08分29秒)

Re[1]:外国人力士について(08/10)  
magomago55さん、こんにちは。

>今回の相撲協会のペナルティーには、「いやなら、辞めてもらってけっこう」の意図がミエミエです。しかし、ここまで放任した責任は親方衆にもある。一人横綱だから見逃してきたが、ここに来て白鵬が昇進したから、急に毅然とするのも少々大人気ないように思う。

相撲協会の対応も何だかちょっといい加減のような気がしますねー。
横審あたりも以前から「目に余る」というようなことを言っていたわけですし。
「ご都合主義」といわれても仕方ないかもしれませんね。

>スポーツもボーダーレスの時代ではありますが、如水亭さんのご指摘通り、相撲は他のスポーツと少し異なります。日本の国技であり、元はといえば神事です。古代から決まり事、様式美がある。もちろん形骸化の指摘もあるのでしょうが、現代にひとつぐらい、そういうのがあってもいい。なにかの歯止めになるかもしれない。私は野球で人間性を問うのは反対なのですが、相撲が品格を求めるのは、許せます(笑)。

なるほど、元は「神事」なのですね。
しかしどうでしょう、「神事」ならやはりここは、外国人には御引取り願ったほうがいいのではないかと思うのは、私だけでしょうか?

外国人差別だという批判があるかもしれませんが、「土俵に女性を上げない」ことに対する「男女差別」という批判もかいくぐって来れたわけですから、問題ないとは思いますが(笑)。

(2007年08月11日 15時09分45秒)

Re:外国人力士について(08/10)  
noahnoahnoah  さん
モンゴル人の力士が仮病で休場して罰を受け、それで急性ストレス障害になっただけなのに、人権侵害だの騒いでいるモンゴルがおかしいと思います。

マスコミも連日取り上げていますが、はっきりいってバカらしいと思いますね。

とりあえず朝青龍にはモンゴルに帰っていただく方がいいのではないでしょうか?
(2007年08月19日 20時44分31秒)

Re[1]:外国人力士について(08/10)  
noahnoahnoahさん、こんばんは。

>モンゴル人の力士が仮病で休場して罰を受け、それで急性ストレス障害になっただけなのに、人権侵害だの騒いでいるモンゴルがおかしいと思います。

まあ、“人権侵害”云々というのは非常にデリケートなことで、置かれた立場だとか国民性などの相違によって、その見解が異なったりします。

ですから我々が、朝青龍を庇うモンゴルの人たちに対して、「おかしい」という感情を抱いても、客観的にそれが正しいことなのかどうか、それは誰にも分からないと思います。

唯一の拠り所は、相撲が日本古来の国技であり、神事でもある、ということのみです。

しかしあくまでもそれを盾に、外国人力士の処遇を決するというのなら、本文にも書きましたが、私は外国人を相撲界から除外するくらいのことをしてもいいんじゃないか、と思います。

しかしそんな思い切りも無いまま、中途半端なスタンスを続ける相撲協会の方が、私には理解できないのです。

(2007年08月20日 00時48分04秒)

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