相方殿方と、
1本ずつ週替わり「自分セレクト」 の映画(DVD)を共に観よう!
キャンペーン始めました。
第1回目は相方セレクト、キム・ギドク監督の『弓』のはずでしたが
私の急用で共に観ることが叶わず、
実質的には今週の私セレクトの映画から キャンペーンがスタートしました。
私の好きなものと彼の好きなものに明確な違いはないので、
相手のセレクトでイライラすることはお互いにないかな、と思うのですが。
どうだか!
話はそれますが、
好きな人の好きなもの、こと、雰囲気などは大体わかるつもりでいて、
今になってはもう、ハズすことはないだろうと思うのです。
だけどそれは同時に、
好きな人の嫌いなもの、こと、雰囲気も承知している、ということです。
普通は、こういうのが嫌いだからこういうのをやるのは(言うのは)やめよう、
となるはずなのに
私に限ってそれは、
好きな人のことを意図的に嫌な気持ちにさせる術、手中にあり!
ということにしかならず、
好きなものを共に分かち合うことよりも遥かに簡単に彼を不愉快にさせるだけです。
こういう態度をとったら嫌な気持ちになるだろうな、とか
こんなこと言ったら不愉快になるだろうな、とか、
そういうことがへらへらできて、そういう言葉がへらへら言えてしまう。
平穏に安穏に一緒に居たいはずなのに、
ときどき、
どうしようもなく好きな人を怒らせて不愉快にさせて腸煮えくり返らせたい。
本当は私も木村カエラの『yellow』好きなのに、
『yellow』が好きという彼にぼそっと
「変なウター」
とか鼻で笑うように言っちゃったりします。
未だに己の感情の正体が把握できなくてむんむん。
優しい人になりたいって唱えて毎日寝ているのに。
閑話休題。
第2回私セレクト編として、チアン・ウェン監督の『鬼が来た!』を鑑賞しました。
相方殿方が好きな映画で私は未見だったのでもっと早く観ても良かったのですが、
彼の元恋人も好きらしく、mixiでこの映画のコミュニティに入っていたので
癪に触り今まで 観てきませんでした。
私ってばベクトル違いの対抗心がすぐバーニングしちゃうから。
が、
『鬼が来た!』、とても面白い映画でした。
人間存在の悲劇を喜劇で描ききるパワー、
緩急の効いたリズム 、
人間の奥底をえぐり出すシーンの作りかた、
どれをとっても素晴らしかったです。
白黒フィルムによる影の具合が、光の具合が、鳥肌立つくらいカッコよかったです。
深遠なる内容に関しては、未だ溶かし切ることができずに
体内で正体不明の塊となって沈んでいます。
戦争下における人間の狂気と人間の本質、という成分はわかっているのですが、
それがどう血肉に影響を及ぼすのか未だ不明。
彼と私は根本的人間本質の捉え方が正反対です。
大雑把に言ってしまえば、性悪説と性善説。私は後者。
だから、『鬼が来た!』のような映画を観ると、
全体としての感想が全く正反対だったりします。
だけど不思議なことに、
その正反対に位置する二つのポイントから二本の線を延ばしていくと、
交差するんです。
彼の感想を聞いていると、
その交差点がくっきりと見えて、ハッとします。
かんかんもろもろ、
セカイの仕組みがわかっちゃう感じ。
チャットモンチーの2ndアルバムがちょう楽しみデス。
でも聴けるのは暫く先になるであろう・・・。
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