つくる生活など

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2007年09月03日
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カテゴリ: 見たものなど
『風林火山』 第35回 「姫の戦い」 先週

 原虎胤の屋敷。砥石城攻めで負傷した原(宍戸さん)を見舞った勘助(内野さん)は、晴信(亀治郎さん)が原を平瀬城の城代にする意向を持っていることを伝える。原は勘助に「妻はめとらぬのか?知行を絶やしてよいはずがない」と言うが、勘助は「1つでも守るべきものがふえれば負担になる」と乗り気でない。
 そこに原の末娘・リツ(前田さん)が白湯を持ってくる。日ごろから父より勘助の働きを聞くのが好きなリツが「姫様を慕う心をしのびながら…」と言うと、勘助「原様!」原「ハハハスマイル」リツは、晴信が新たな側室を持とうとしていると口を滑らせ、勘助は「御屋形様は何と!」と問うが、原が「ただのうわさじゃ」と否定する。

 数日後、勘助はひとり諏訪へ向かう夜道で、不審な輿の一向に出くわす。物陰から一行の様子を窺っていた勘助は、「姫様」と呼ばれる者の侍女と思われるキヌ(絵沢さん)を捕まえ、何処へ向かうのか問うが、キヌは「それは申し上げられません」と言う。
 「わしは、甲斐の御屋形様のご言いつけでここにおるのじゃ」と勘助が言うと、キヌは高圧的な態度に変わり、「油川信守様がご息女です。我らも御屋形様の言いつけで甲府へ行くのです。下がりや!」と言う。

 諏訪。勘助は由布姫(柴本さん)と四郎に対面。由布姫は勘助に「越後はどうであった?」と尋ね政に興味を示すとともに、「別の顔を見ておられるかもしれぬ」と、長らく訪問がない晴信に新たな側室ができたのではないかと疑う。四郎は「かんすけ、ははうえをなかすな」と言う。
 勘助と由布姫は互いの持つ摩利支天を見せ合い、勘助と晴信は摩利支天でつながっていたのかと由布姫が言い、勘助が「(晴信と)つながっておるのは姫様」と言うと、由布姫は(晴信に見捨てられた)自分は観音院に閉じ込められ朽ちていくだけの身と嘆くが、気を取り直して「武田家の方方々はお変わりないか?」と聞く。
 勘助が、大井夫人(風吹さん)が病に伏せていることを伝えると、由布姫は「見舞いたい。甲斐に連れていっておくれ」とせがむ。

 武田家。晴信の弟・信廉(松尾さん)は、武勇より芸術にすぐれ、大井夫人の肖像を描いていた。そこに晴信が訪れ、「由布姫から母上を見舞いたいとの文が届いたが、断りましょう」と勝手に決めるが、信廉は「(由布姫)にお会いしたくないのは兄上ではないのか?」と言い、大井夫人も「母が会いたがっていると由布に伝えなさい」と言う。
 数日後、由布姫と四郎が見舞いに甲斐へ。由布姫は、そこで初めて亡き父の子である虎王丸が出家したことを大井夫人から聞かされ衝撃を受ける。いずれ晴信から話されるべきことであると、勘助が口止めしていたのだった。

 勘助は晴信に油川の姫について問い詰めるが、晴信は「知らん」と突っぱねる。ならば、晴信に召されたと言う輿の一行を成敗すると勘助が言うと、晴信は慌て「由布も知っておるのか?」勘助「薄々は」
 勘助は、今夜は由布姫を訪ねるように忠告するが、晴信は「由布は何かと政の話を聞きたがる。あれでは一向に心が休まらん。あれはいかがなものかの。由布がもし嫡男で諏訪の武将であったら、我らは勝てたかの」と、暗に女らしくない由布姫を批判する。

 その夜、由布姫と四郎のために宴が催される。家臣たちは油川の姫について噂し合う。「おりますよ、腹に子が…」

 翌日。由布姫は勘助を呼びつけ、虎王丸の件を隠していたことを叱責し、新しい側室とやらを連れて来いと無理難題を言う。
 そこへ「何を血迷うておられるのです、由布さん」と三条夫人(池脇さん)が現れ、「取り乱してどうする。そなたも、油川の息女も、傍女であることに変わりない。さようなことも得心できぬようでは、恥ずかしきこと。さようではないのか、勘助」と問う。そう言われると、勘助も「さようにございます」と平身低頭するしかない。
 御正室様は、晴信がかつて「ねたみ卑しみは女のならい」と言ったことを引き、「さようにあなどられては寂しいものよのう、由布さん」と言って去る。

 勘助は晴信のもとへ乗り込むが、晴信はあっさり「昨夜は由布の寝所は訪ねてはおらん」と答え、勘助は由布に謀られたと笑う。勘助は「今宵こそはお情を」と懇願するが、晴信は「あの射るような目で睨まれては怖い」と言い、行く気無し。

 由布姫は勘助に、四郎を武田家の跡継ぎとして育てると告げる。「勘助は四郎がかわいくないのか、生まれたとき、『己が命』と言うてくれたではないか。四郎に武田の魂を吹き込みたくはないのか。四郎を御曹司様にまさる武人に育てたい。それができるのは勘助しかおらん。四郎を頼みます」と言い、新たな側室の心中を見極めて来いと命じる。
 いきり立つ由布姫を勘助が「ご悋気も大概になさいませ!」と叱ると、由布姫は「晴信も勘助も信じられん…再び諏訪家の娘として御屋形様のみ印を頂戴したい…私にはほかに生きる支えがございません」と弱音を吐く。

 勘助の屋敷。勘助は悲壮な決意で、伝兵衛(有薗さん)に、油川家の息女の居所を突き止めてくれと命じる。「その名はわからん」と勘助が言うと、伝兵衛「於琴姫(紺野さん)じゃ」太吉(有馬さん)「積翠寺の裏手じゃ」

 積翠寺。勘助が剣を構えて中の様子を探っていると、リツが現れ「そこで何をしておいでですか?」

 また来週バイバイ?

 残忍な黒晴信から、板垣の死で白晴信に戻ったと思ったら、再び黒晴信に戻ってしまいましたショック いずれにしても、知らぬは勘助と由布姫のみでした。
 絵文字挟む余裕がなくて殺風景になってしまいましたが、ひとまず。

サイズ的に、お子様用のようです。
お姫様天蓋・桃小花


4日午前9時59分まで。







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最終更新日  2007年09月04日 00時07分51秒
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