ちさきこ’s favorite things.

2012年01月31日
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村上春樹と沢木耕太郎の短編集を3冊。

村上春樹氏にとって最初の短編集である『中国行きのスロウボート』の中の『夏の午後の芝生』が彼の作品の中で一番好きだ。
あまたの作品の中で、同じようにそう言っていた著名人(忘れてしまったけれど、尊敬する人)がいて、とても親近感をもった。

誰だったかなぁ。
そんな素敵なことを忘れるなんてね(+_+)

『回転木馬のデッドヒート』は、原則的に事実に即しているらしい。多くの人から様々な話しを聞き、それを文章にしたそうなのだ。よってリアリティがありおもしろい。

沢木耕太郎の『彼らの流儀』もフィクションなのかそうでないのか、、
ルポライター出身の彼らしい、コラムのようなエッセイのような、ノンフィクションのような小説のようなスタイルの文章。


そのときの題名は『ライク・ア・バージン』。
とある美術学校に通っていた日本人から聞いた話しが元になっている。
~モデルの稼ぎで歌と踊りを習っているという彼女はよく言っていた。
「私はいつまでもこんなことをしていないわ。きっといつかレコーディングをして映画にもでるわ」
彼女はやがて学校にも来なくなったが、彼がしばらくぶりに彼女を見かけたのはテレビで「ライク・ア・バージン」を歌っているところだった。
彼女は「マドンナ」になっていたのだ。

さすが『深夜特急』の作者。取材力もさることながらこんなの書けたらどんなに素敵かと思う。

そんな洒落た三十三篇が楽しめるオススメの一冊です。





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Last updated  2012年02月10日 01時09分23秒 コメント(2) | コメントを書く


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