10koの徒然日記

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2010年04月21日
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カテゴリ: 小説
 蝶子がワンフロアを抜けるたびに、ひゅんひゅんと音がする。蝶子は3人全体にシールドを

 張っているが、後ろにまわっているひばりにとっては、耳がちぎれそうな気がするくらい痛い。

 「ちょーこ、まだー」思わず悲鳴に近い声でひばりは聞いた。

 [思っているより深いのよ] 蝶子はひばりの頭の中へ直接声を叩きこんだ。

 どのくらい降りてきただろう。だが、フロアはまだ続く。

 「あちきが視たのは・・・青と白のダイヤ柄の模様の部屋・・・」

 微かな声で御前が告げる。御前も耳が痛いのだろう。白く細い手が耳を押さえている。

 しかもフロアごとに邪気や妖気、御前が最初のフロアで呑み込んだ異風が3人に絡んでくる。

 壊さないで下へ降りていこうと思っていたが、流れを作るのに壊しながら進んだ方がよかったのか?



 が薄暗いささやかないくつかのランプで灯りをとり、部屋の中央に言われた通りの黒い棺桶

 が置いてあった。

 「マジであるゼ」ひばりが棺桶を見つめて言う。

 「視たとおりだわ」御前がひばりに寄り添って言う。

 「じゃ、あけよっか」「ええっ」「ほんまか」

 頭の方を蝶子が、脚元の方をひばりと御前2人が持ってあけることにした。

 「そーれっつ」

 「うっ」ひばりが言葉に詰まった。御前は息を詰まらせ、手で口元を押さえた。

 「クラシックだなあ」 蝶子がため息交じりに言葉にした。

 手をおなかで組んで眠っているように横たわっている氷見子の胸には木の杭が打ち込まれていた。

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 桜の花が今満開です。風にはなびらが、散りゆくさまはやはり美しい光景であるとおもいます。



 夜、お花見会場の公園にあるブランコがいつまでも鳴ってます。花見客が乗っているんでしょう。

夜中のブランコの音は、どこか怖い気持ちを思わせます。







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最終更新日  2010年04月21日 19時47分47秒
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