第39回大学選手権決勝



第39回大学選手権
早稲田大学 27 -22 関東学院大学




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国立の観衆がどよめく...。
前半7分、PKから縦に突進の早稲田、大田尾から山下に渡り、巧みなボディーコントロールで手を一杯にのばしてTRY。G成功で先制の早稲田。
どうもスロースターターの関東学院と対照的に、14分には関東ディフェンスを上手くすり抜け、ほぼ50メートルを独走でTRY。G成功。
続く22分にも早稲田大田尾TRY。G失敗。
なかなか調子の出ない関東学院は29分、ようやくフォワードを絡めた得意の形で、山本がTRY。G失敗。
32分、早稲田PG成功。関東学院5-22早稲田。
しかし、エンジンのかかりだした関東学院も反撃。35分に左のゴール前付近からのラインアウトから北川がキャッチし、鈴木がTRY。G失敗。いつもならモールで押すところを虚を突いてのTRYだった。
41分、関東学院正面PG失敗...10-22で前半折り返しとなる。
後半、ボール支配は関東が圧倒していたものの、13分、関東学院入江のキックを早稲田がチャージし、そのまま高森が持ち込んでTRY。G失敗。
以降も関東学院のボール支配の中、ミスやペナルティーでチャンスを潰してしまう。
早稲田は懸命のディフェンスによる、早い潰しで関東学院を苛立たせる。
35分、ラインアウトからラックを作り、山村が突破し関東がTRYを返す。G成功。
ロスタイム45分、右ゴール前のPKからラック...山村がTRY...しかしここでノーサイド。関東学院22-27早稲田。
力の拮抗したチーム同士の素晴らしい試合でした。
戦前の予想通り、PG等のキックの成功率が勝敗に影響し、前半終了間際の関東のPG失敗...この3点は大きい。
また、ハーブ陣のミス。小畑→高安になってからの方がスムーズだった気がするが、早稲田も相当疲れていたのは事実。
早稲田も、後半13分のチャージ...高森TRYはお見事。走力のあるロックとして、その存在感は充分すぎる。
早稲田ハーフ陣の大田尾と田原。この日の勝利を素晴らしいパスワークで引き寄せた。
やはり目の離せない一戦であり、楽しませてもらった。しばらくは早関時代が続きそうな予感がするが、そう思うのは小生だけだろうか?
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