チャッカン サラム チップ

チャッカン サラム チップ

リプリー(アメリカ)


   ジュード・ロウ

感想:
言わずとしれた名作「太陽がいっぱい」のリメイク。
子どもの頃に見たアランドロンの美貌と、ラストシーンの印象が強く、
「えー、マット・デイモンがぁ…」と、公開当時はかなり不服だった。

でも、その後、ジュード・ロウを見るために(笑)ビデオで見て、納得!
やっぱり、リプリーはマット・デイモンでしょう。
才能・美貌・金・恋人・チャンス全てを持ち合わせている「友人」への
偏執的愛情と憎悪。
一つの嘘が次の嘘を生み、自らを深みへと追いやっていく。

リメイク版「太陽がいっぱい」は、
舞台となったイタリアの明るく乾いた太陽光線とはうらはらに、
全体的に暗く、湿った空気を根底に感じることができる。
その相反する二つのイメージが、画面上でうまく混じり合い、
リプリーの悲しい運命を象徴しているようだ。
そのタイトル通り、これは、リプリーの破滅物語といえる。

マット・デイモンはさえない、あやしげで、
陰湿な性格の主人公をよく演じきったと思う。
とても役者らしい彼を見られてよかった。
ジュード・ロウはわがまま金持ちボンを見事に演じていた。
この役は、まさに彼の王道といえる。
グイネス・パトルロウがその恋人役として出演。
ポイントを押さえたおいしい役まわりだが、ラストにかけては
ちょっとステレオタイプ的になって、私としてはちょっと残念。

長い映画ですが、決して飽きることなく
最後まで一気に見られる優秀な作品です。

勝手評価:
☆☆☆☆




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