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チャッカン サラム チップ
春香傳(韓国)
内容:
韓国の伝統芸能に「パンソリ」というのがある。
日本で言うと、長唄のようなもので、
朝鮮太鼓の音とともに物語を語るものだ。
その題材としては一番人気があり、
韓国国民なら誰もが知っているというのが、
この「春香傳」だ。
韓国伝統芸能にあまり興味のない私でも、
パンソリの「春香傳」を以前に一度聞いたことがあった。(一部だけだが。)
そのフレーズが記憶の奥に残っていたようで、
映画の中で流れているパンソリを聞いて思い出したくらい、
鮮烈な印象を受ける謡口なのである。
このパンソリが全編わたって流れていてとても力強い作品に仕上がっている。
見応えのある歴史映画だと思う。
あえてあらすじをくわしく載せておく。
興味のある方はぜひ。
李朝朝鮮時代が舞台。
貴族(両班)高官の父の赴任に伴い南原にやってきた夢龍(ムヨン)は、
散策の途中、ブランコに乗って楽しむ美しい女性、春香(チュニャン)を見初める。
彼女の母はキーセン(日本でいう芸妓)であったが、
貴族の血を引く娘にはその仕事はさせず、
学問を身につけさせ、自慢の娘に育て上げた。
早速、夢龍は春香の家に結婚の申し込みに訪れる。
最初、母娘は身分の違いで、のちのち不幸な思いをするということを理由に
断ったが、夢龍の強い願いで、誓約書を書き、結婚は成立する。
2人は幸せに過ごしていたが、当時、身分の違う者同士の結婚は
認められておらず、夢龍の両親には内緒のままであった。
やがて、父が都に帰ることになり、
夢龍も都に戻らなければならなくなってしまった。
彼は春香に「科挙に主席で受かったら、必ず迎えにくる」と約束し、南原を発つ。
その後、新しく赴任した高官は、美しい春香の噂を耳にし、
キーセンとして自分のそば仕えをさせようとするが、
貞節を守り、強く拒否した春香を牢屋に入れてしまう。
一方、夢龍は、優秀な成績で科挙に受かり、密使の仕事を仰せつかる。
物乞いの姿をした彼は南原に戻り、春香の家を訪れるが、
春香の母は夢龍の姿を見て、望みはなくなったと嘆く。
春香は明日、高官の誕生日祝いの宴の後、打ち首にされるというのだ。
母には素性を話さず、その夜、とらえられた春香に会い、
必ず助けると約束する。
次の日、彼は物乞いの姿のまま、誕生日祝いの席に現れ、
「高官の悪事を暴く」という意味を含む詩を残す。
そのあと、集結した密使たちが高官やその部下たちをとらえ、
春香も、無事助け出される。
この功績が都に認められた夢龍は、春香との結婚を正式に認められ、
春香は「烈女」として称えられ、華々しく都に迎えられることとなった。
烈女→漢字の意味で見ると、「烈しい女」となりますが、
韓国では、「夫に尽くす、意志の強い女性」という意味になるようです。
夫に対する烈しい愛ということでしょうか?
勝手評価:☆☆☆☆☆
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