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2008.08.06
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テーマ: 鉄道雑談(1543)
カテゴリ: 名鉄電車の旅


さて、中京の旅特集も取り敢えずは終わり、という事で、今日は中京の旅で乗りたかった 「名鉄瀬戸線6750系」 をご紹介します。

尾張瀬戸駅で、帰りのの時刻を気にしながら、お目当ての 「獲物」 が来るのを待ちます。来るのはいずれも6000系ばかり。なかなか来ないな、と待ちくたびれていました。
とそこへ現れた、独特の正面の電車!これが今回の目的である 「名鉄瀬戸線6750系」 でした。この電車は、かっての3850系や3900系特急車の台車や電動機を流用し、車体だけ新造したもので、大手私鉄ではもはや絶滅寸前となった「吊り掛け式モーター」を積載している電車でした。

電動機を流用した3850系特急ロマンスカーの模型



これが車内です。完全に新車の車内ですね。



「すみません、モーターの上の座席ってどの辺ですか?」 と運転士さんに聞いてみました。すると初老の運転士さんは 「パンタグラフの下あたりですよ」

早速パンタグラフ下の座席に陣取ります。

モーターと台車の点検蓋です。



やがて独特のコンプレッサーの音がして、いよいよ発車です。ドアが閉まると、ウイ~ンというこれまた独特の音を響かせて、走り出します。これぞ 「音鉄」 の皆様には最高!の一言です。名鉄瀬戸線は、他の名鉄路線とは独立して走っている上に、駅間の距離も短いので、発車・停車を繰り返して走っています。昔の 「瀬戸電」 時代の名残でしょうか。


大抵の乗客は大曽根駅でJRや市営地下鉄に乗り換えていきました。この先はいよいよ地下線です。今年で30周年を迎えたこの 「栄町地下線」 は、かっての 「お濠電車」 と呼ばれた大津町・堀川までの区間を廃止し、名古屋の中心地・栄まで乗り入れています。

また、これに伴い新車・4000系がデビューします。すると、この6750系も風前の灯と言えます。大手私鉄では 「最後の吊り掛け式電車」 に乗り・撮り・録りに行くのは、今がチャンスです。

そして尾張瀬戸駅から約35分で、終点の栄町駅に到着しました。長い間モーターの上の座席にいたせいか、足が少ししびれていました。(笑)

栄町駅で発車を待つ6750系準急・尾張瀬戸ゆき



SUPER BELL”Z『栄町駅6750系 名鉄瀬戸線』



チョロQ(Q260)瀬戸電 名鉄瀬戸線モ754せとでん【日車夢工房オリジナル】


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最終更新日  2008.08.06 21:14:49
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