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カテゴリ: まじめな文章
分かっている人は分かっているのだろうけど、「電車男」の時に言われていたことを今日やっと理解したので書きます。


その前に、私自身のこれまでの2ちゃんねるのイメージを書いておきましょう。

元々2ちゃんねるが、既存メディアで言われているような”たん壷”や”便所の落書き”のような無用な存在で”ない”ことは分かっていました。
しかし、ただ単に”日本語で一番書き込み数の多い掲示板サイト”という認識でした。

実際私は2ちゃんねるを情報源として使うことが多く、参加者同士のやり取りを見ても、せいぜい”独特な文化が形成され続けている”くらいにしか考えていなかったのです。


もちろん、その”情報源”としても非常に価値のあるメディアだと思いますし、まだ2ちゃんねるをよく知らない人は、情報の真贋に気を付けつつウォッチするのも良いと思います。

ただ、その役割の一部はブログへ分散しつつありますね。


結論の前にもう一つ。

2ちゃんねるが価値のあるものだとしても、その文化(私はそう表現するのが好きですが、ルールや暗黙の了解、雰囲気、空気などのことです)をよく理解しないまま利用するのは、やはり危険です。




2ちゃんねるを2ちゃんねるたらしめているものは、”匿名”掲示板であるということは、確かだと言えます。

2ちゃんねる自体がここまで巨大化したことには色々な要因が重なったせいもあると思いますが、例えそれが2ちゃんねるという名前でなかったとしても、匿名で書き込みやすい掲示板は必要とされていると言えるでしょう。

(付け加えるならば、読み手よりも書き手の利便性を優先させたことと、巨大な掲示板を運営するだけの度量が管理人にあったことも重要です)


そして匿名であることから、相手を容易に信用しない、距離を置くというスタンスが作られたと思われます。
そう考えれば2ちゃんねるに厳しいコメントが多いことも理解できます。


ともかく2ちゃんねるには固定観念を良しとしない土壌が生まれ、内容の多様化につながったのではないかと思います。

そんなことを思ったのが1週間ほど前の話。

そしてネタサイトから2ちゃんねるのスレッドを転載しているブログを読んでみて、今更ながらそのクォリティに感激したのが今日だったのです。


今思えば「電車男」がフューチャーされたとき、それを単なる”教えて”&”アドバイス”のやり取りではなく、ドキュメンタリー(あるいはリアル小説と言った方がよりイメージに近いかもしれない)だと認識していたら、そのことに気付くのはもっと早かったと思う。

ただ、最初に書いたけども、当時は2ちゃんねるに対してコミュニティという印象を強く持っておらず、単に”これで世間の2ちゃんねるに対する評価も変わるだろうか”という程度の認識しかなかった。

下の記事を読んでいたにも関わらずです。
http://blog.japan.cnet.com/umeda/archives/001285.html



もっと単純な話、「電車男」は長すぎた。

それで読むのを放棄してしまったのだけど、それを埋めてくれているのが今年特によく見かけるようになった(と私は感じている)2ちゃんねるの注目スレッドを読みやすくまとめたブログの存在というわけです。
(ちなみにこういったいわゆるコピペブログはアフィリエイト収入目的で2ちゃんねるのコンテンツを無断利用しているとして批判する意見も多い
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0606/01/news066.html )

私は「電車男」はオリジナル以後の商業作品も含めて紹介しか知らないけど、そのレベルの話はごろごろしてるなっていうのは分かりました。



ただ、それを2ch.netで探そうとは思わないですけど。


そこで話を少し戻すと、2ちゃんねるでないとここまでのドキュメンタリーは存在し得なかったなと。

これの対極にあるのはmixiじゃないかと私は思うわけです。

mixiの基本は、自分を知っている人に対して身近な出来事を投稿するという面で、内輪な話を中心に構成されていることと思います。
コミュニティの中の人たちとの繋がりが密接であるがために、投稿の内容はグループ内の意見から逸脱せず、また無関係な者を受け入れない形になっているわけです。

対して2ちゃんねるは、自分を明かさず読者も距離を置いた状況で接するために、誰にも話せないような非常にプライベートなことでも投稿できるという、非常にオープンな場になっていると。


その両方が同じ日本で共存関係にあるというのは、とても面白い現象だなと思います。
そして、両者ともに求められているのだなと改めて思ったのでした。

惜しむらくは本当にドキュメンタリーなのか、創作なのか判断が付かないことですね。
でもそんなことは他のメディアだって言えることなのだし(例えばプロジェクトX)、内容と比べれば大した問題ではないと思うことにする。


私はそんなに詳しくないけども、全然2ちゃんねるの情報を持っていない人のために少しリンクを張っておきます。
(googleで 2ちゃんねる で検索して出てきた順)

泣ける2ちゃんねる ... http://tear.maxs.jp/pic477.html
2ちゃんねるの方舟 ... http://members.at.infoseek.co.jp/hakobune2ch/
イミフwww ... http://imihu.blog30.fc2.com/





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最終更新日  2007年01月02日 00時27分42秒
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