MY HIDEOUT ~私の隠れ家~

Oct 13, 2004
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"BILLY BATHGATE"

原作・・・E・L・ドクトロウ
出演・・・ダスティン・ホフマン、ローレン・ディーン、ニコール・キッドマン、ブルース・ウィリス、キャサリン・ホートン、スティーヴ・ブシェミ、ザンダー・バークレイ、他。

・物語序盤・
1935年、大恐慌に見舞われたアメリカ・ニューヨーク。
船の中で一人の男が椅子に縛られていた。
彼はギャングのボス、ダッチ・シュルツの親友で片腕でもあった殺し屋ボー・ワインバーグ。
彼はボスを裏切ったとして、まさに今、闇に葬り去られようとしている所だった…。

時はビリーがダッチと出会う前に遡る。
ビリーは、自分と同じく貧しいイースト・ブロンクス出身で、ギャングのボスにまで成り上がったダッチのように、いつか自分も暗黒街で成功したいと願っている青年。
ある日、ビリーが得意のお手玉をしている所に、偶然ダッチが通り掛かり、ビリーの腕前を褒めて小遣いをくれた。
翌日ビリーは、ダッチが集金をしている事務所に紙袋を持って出向く。
中身は金ではなく、お菓子だった。
ダッチはビリーを気に入り、自分の配下に加える。
それから間も無く、機転の利くビリーは、ダッチの信頼を得て側近になるが…。


実在のギャング、ダッチ・シュルツを描いた作品です。
暗黒街モノとして捉えると、演出も地味で緊迫感も無い印象なのですが、ギャングのボスに憧れる青年を中心に、憧れの対象であるギャングの空しい実態を描いた物語と思えば、そこそこ満足できる内容だったと思います。
銃撃戦や殺伐とした裏社会の抗争劇を期待して観ると裏切られますので、その点はご注意を。
サスペンスというより、これはドラマの部類に入る作品です。


しかもヒロインはニコール・キッドマン。
なんと贅沢なキャスティングでしょう。
これだけ集めて、この程度の出来栄えかと言われてしまえばそれまでかもしれませんが。
でも「斜陽」という言葉が似合いそうな落ち目のボスの悪あがきを描いた、一般のギャング物とは少し違う視点に新鮮さを感じました。
ただギャングのボスを演じるには、ホフマンは若干柔和な印象の俳優ですね。

一生懸命、凄みを出そうと頑張っているのですがね…。
ブルース・ウィルスの使い方にも驚きました。
いきなり冒頭から、船の中で脚にコンクリートを付けられて座っているんですもの。
明らかに殺される直前。
出てきた途端に死ぬの?と思っている内に、海の中へどぼん…。
「おお、ブルースの使い捨てだ」とビックリしました。
後で回想の物語の中に出てきますけどね。
でも端役である事に変わりはありません。

ニコールは今も昔も変わらず美しいですが、その相手役のローレン・ディーンが冴えないのが残念でした。
風貌にクレームを付けても詮無いですが…笑。
しかし利口さでボスのお気に入りになる役柄なら、もう少し狡猾で大胆不敵な容姿の人をキャスティングしてほしかった。
どう見ても、おたおたとした青年なので、ギャングで一花咲かせようという野心家には見えません。

でも全体的なストーリーとしては、結構好きでした。
キャスティングを変えていれば、もう少し評価が高かったと思います。





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最終更新日  Oct 14, 2004 09:51:00 AM


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