MY HIDEOUT ~私の隠れ家~

Jan 16, 2005
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カテゴリ: 映画鑑賞記録
official


監督、制作、脚本・・・チャウ・シンチー
出演・・・チャウ・シンチー、ユン・チウ、ユン・ワー、ドン・ジーホワ、 シン・ユー、ブルース・リャン、チウ・チーリン、チャン・クオックワン、ホアン・シェンイー、他。

・物語序盤・
荒んだ時代、都会には悪が蔓延っていた…。
今、街を牛耳っているのは、"斧頭会"という非情な組織だった。
しかし貧民窟である"豚小屋砦"と呼ばれる古ぼけたアパートには、"斧頭会"も未だ踏み込んでおらず、貧しいながらも平和な日常があった。
そんなある日、シンが相棒と共に、この"豚小屋砦"に現れた。
連れの男を"斧頭会"のボスだと威勢を張るが、実は二人ともただのチンピラ。

シンは住民達とトラブルを起こし、結果的に"斧頭会"を平和な貧民窟に呼び込んでしまう。
しかし住民達の中には、世間から隠れ住むカンフーの達人達が混じっており、群れをなす強面の男達を易々と撃退するのだった。
面子を潰された"斧頭会"のボス・サムは、殺し屋を雇って報復に出るが…。


公式サイトの記事を読む前に、それぞれのゲームをクリアしなければいけません。
これが結構難しいので大変です。
連続クリックで、手がつりそうになりました。
ありえね~!(爆)

映画は期待通り楽しませてくれました。
チャウ・シンチー監督のコメディーセンスが好きですね。
冒頭から、統一された黒服の斧頭会ダンサーズが、意味も無く踊り続けてくれます。
この時点で、私は笑いが込み上げてきて、既にノックアウト寸前でした(笑)。


今回、監督・制作・脚本・主演と4役をこなしたチャウ・シンチー氏ですが、何よりその若さに驚きました。
世界に打って出られる映画監督と言えば、それなりに年寄りに違いないという私の思い込みは、根底から覆されました(笑)
才能と実力のある若手監督が育つ土壌があるというのは羨ましいですね。
幼少の頃からカンフーをこよなく愛していて、今回初めて念願のカンフー映画を撮影できたという事ですが、その熱い思いが画面に溢れていました。
序盤、主人公シンが貧民窟の集合住宅に現れる場面から、自身の出世作である「少林サッカー」を呆気なく一蹴(笑)。

起用した俳優やスタッフ達が、それぞれの道でキャリアを積んだ大御所揃いというのも、思い入れの強さを感じました。
それだけ拘れる予算を得る事が出来たというのも、監督にとって幸運でしたね。
ついでに、俳優としてのシンチー氏は、へたれ具合がとても良いです。
まさに虚勢を張るだけの負け犬という感じが滲み出ていて上手い。
でもカンフーマニアというだけあって、脱ぐとかなり引き締まったボディで素敵です。
顔も何気に男前で、個人的に好みかも(笑)。

豚小屋砦に住まう、傍目には凡庸だけれど実はカンフーの達人という人々と、ギャングが差し向ける凶悪な殺し屋との死闘は、CGとワイヤーアクションで見応え充分です。
勿論、その映像の随所にも、笑いのエッセンスは散りばめられています。
黒服集団と達人との戦いは、完全に「マトリックス」のパロディー。
でも遥か上空に、ぴょんぴょん飛ばされてゆく黒服のお兄ちゃん達がなんとも可笑しくて…。
その他、細かいお笑いシーンは、是非ご覧になって確かめて下さい。

筋書きも最後まで停滞する事なく楽しめ、最後は確り心温まるものにしてあったりと、一見おバカ映画でありつつも、なかなか確りとした構成になっていました。
カンフーやカンフー映画に詳しい方が観れば、より深く楽しめると思います。
でも何の知識も持たず、頭を空っぽにして観るのが一番かもしれませんね。

ところで、扉の向こうから大量の血が噴出するという、「シャイニング」の印象的なシーンがパロディとして使われていましたが、監督はホラーもお好きなのでしょうかね?





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最終更新日  Jan 16, 2005 12:14:18 AM
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