MY HIDEOUT ~私の隠れ家~

May 2, 2006
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カテゴリ: 映画鑑賞記録
"CRADLE 2 THE GRAVE"

出演・・・ジェット・リー、DMX、マーク・ダカスコス、アンソニー・アンダーソン、ガブリエル・ユニオン、トム・アーノルド、ケリー・フー、他。

・物語序盤・
トニー達窃盗団は、ロサンゼルスにある宝石交換所の金庫破りを計画していた。
しかしトニーに情報を流した人物の元に、この計画を追跡していた台湾情報局の男ダンカン・スーが現れ、トニー達の計画を自白させて警察に通報する。
スーの目的はトニー達の奪ったダイヤの内、貴重なブラック・ダイヤモンドだった。
トニーはブラックダイヤモンドを一時は手に入れるものの、街を牛耳る一味チェンバーズに奪い取られてしまう。
またこのブラックダイヤを狙っている別の人物リンも居た。

一時的に利害が一致したトニーとスーは協力する事になるが…。



特に期待もしておらず、借りてまで観る気にもならなかった作品です。
テレビで観るのが丁度良いくらいの映画ですね。
映画館で観ていたら、多分、怒っていたと思いますが、テレビなので、まあまあ楽しめました。
しかしジェット・リー好きとしては、肩透かしを食らう映画でしたね。
ジェット・リーが主人公なのかと思いきや、ドラマの展開や出番の多さからして、どう見てもDMXが主役。
最初の登場シーンは、ビルの壁面をひょいひょいと降りてゆくジェット・リーがナイスで、彼が活躍してくれるものと思い込んでしまったのですが…。
ジェット・リーは台湾からやって来たカンフーのできる脇役という扱いでしたね。
「ロミオ・マスト・ダイ」に続いて、ブラック・ムービーへの出演でしたが、あちらの方が主役として扱ってくれていたので良かったかな。
スーのキャラクターも、もう少し掘り下げて、対等にしてくれたら良かったのですが。
ジェット・リーを応援する者としては、ちょっと寂しい展開でした。


ただアクション・シーンは、特に迫力も感じなくて、折角ジェット・リーを連れて来たのに、もう少し見栄えのするように撮れなかったのかと思いました。
どの格闘シーンも、ぱっとしなかったですねぇ…。
ストーリーは有り勝ちと言えば有り勝ちですが、謎の石ブラックダイヤを巡って、色んな人達が入り乱れていて、少しごちゃごちゃした印象でした。
ブラックダイヤを単なる高価な宝石として横取りしてしまう黒人一味の存在は必要だったのか。
と言うか、善玉(彼らも泥棒なんですが)と悪玉が両方とも黒人なので、皆同じに見えて、人間関係が把握しにくいです。

武器商人のおじさんだけは白人でしたけど…。
そして一番メインの悪役として登場しているのが、リン役のマーク・ダカスコス。
人種的には何系の方なのでしょうね?
ちょっとアジア人のような風貌です。
役柄でもスーの元同僚という設定でしたし。

取り敢えず、トニー役のラッパーDMXが主演のクライム・ムービーだと割り切って観れば、失望しなくていいかも。
宝石泥棒集団のリーダーで、一人娘を溺愛する父親でもある愛すべき人物。
盗んだダイヤを娘にプレゼントするのは、どうかと思うけどさ…。
他の面子も犯罪者集団ですが、全員結構気のいい人達ばかりで悪人には見えません。
恋人ダリア役のガブリエル・ユニオンもセクシーでしたね。

ところで原題の"CRADLE 2(=TO) THE GRAVE"は揺り篭から墓場までの意味ですが、この映画とどういう関係があるのでしょうか?
観ていてもよく判りませんでした。

全体的に小粒ですが、テンポは悪くないので、暇つぶしに鑑賞するには適当な作品かも。
ただジェット・リーに限らずですが、ハリウッドでのアジア系俳優の扱いの低さには残念な気持ちを抱いてしまいます。
所詮、脇に付け足すだけの異邦人なのかな、と。

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最終更新日  May 7, 2006 06:39:58 AM
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